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使用しない選別インスタンスの削除
共有アセンブリを処理中、アセンブリ構造に1つの共有コンポーネントの グループを除いて他はすべて存在しない場合があります。残っている共有アセンブリに選別インスタンスが含まれる場合、これらを通常のコンポーネントに変換したほうがよい場合があります。
「選別クリーンアップ」オプションは、選別インスタンスが存在するが、コンテキストアセンブリのほかの共有インスタンスがすべて削除または共有解除されている場合に使用します。この場合、コンポーネントのデフォルトインスタンスは選別インスタンスによって "隠され" ています。また、共有構造がないので、選別インスタンスを変換して通常のデフォルトインスタンスに置き換えることができます。選別インスタンス用に定義された (位置やパーツ色などの) インスタンス情報は、コンポーネント用のデフォルト情報になります。
クリーンアップ操作は、コンポーネントとアセンブリ構造でその下位にある すべての選別インスタンスから元のインスタンス情報を効果的に削除します。これはデフォルトのインスタンス情報に影響を与えるので、異なるアセンブリレベルで影響を受けるパーツやアセンブリの共有が他にある場合、コマンドは機能しません。
使用しない選別インスタンスを復元する手順は、次の通りです。
1. 「構造」をクリックしてから「パーツ & アセンブリ」グループで 「選別」をクリックします。
2. 「クリーンアップ」をクリックします。「選別クリーンアップ」ダイアログボックスが開きます。
3. 通常のインスタンスに変換するパーツまたはサブアセンブリを指定します。
構造一覧からパーツまたはサブアセンブリを選択します。
「元」データ入力フィールドにそのパスと名前を入力します。
ビューポートのパーツをクリックします。
4. をクリックして操作を終了します。
Creo Elements/Direct Modeling は、選別インスタンスのインスタンス情報を保持したまま、選別インスタンスを変換し、デフォルトインスタンスに置き換えます (さらにアセンブリ構造で下位の選別インスタンスをすべて変換します)。