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パーツの対称変換
1 つ以上のパーツまたはアセンブリを、自由に定義できるミラー平面に対称移動できます。これにより、対称変換されたパーツがミラー平面の反対側に配置されます。元のパーツを残すかどうかを選択できます。
新しいパーツを作成せずにアセンブリを対称移動するには、「3D 編集」メニューで「対称」コマンドを使用します。
対称変換されたアセンブリのコピーを作成して対称のパーツのインスタンスを共有するには、「パーツ & アセンブリ」メニューの「対称」コマンドを使用します。
「3D 編集」メニューでパーツを対称変換するには
1. 「Modeling」をクリックしてから「3D 編集」グループで「その他」をクリックします。
2. 「編集」セクションで 「対称」をクリックします。「対称パーツ」 ダイアログボックスが開きます。
3. 「パーツ」をクリックして、構造一覧でパーツまたはアセンブリを選択します。
4. 「対称平面」をクリックし、ミラー平面を定義するビューポートをクリックします。
5. 対称変換した後に元のパーツまたはアセンブリを残す場合は、「コピー」をクリックします。
新しいオーナを割り当てるには、「新オーナ」をクリックして構造一覧でアセンブリを選択します。
6. 「対称をチェック」をオンにして、位置決め操作を使用できるかどうかをチェックし、可能な場合は対称変換ではなく位置決め操作を使用するようにします。対称変換ではなく位置決めを行うことで、パーツやアセンブリが共有可能になります。
「対称をチェック」をクリックすると、以下のオプションが表示されます。
* 
「対称をチェック」はデフォルトでは選択されていません。
「拡張検索」をオンにして、パーツの再配置および順序変更による対称変換が可能な対称アセンブリを認識します。拡張検索がオフになっている場合、元のパーツと対称変換されたパーツの位置のみを解析することで再配置解析がパーツレベルのみで実行されます。
「パーツのみを考慮」をオンにして、アセンブリの対称解析中にワークプレーン、ドックプレーン、およびレイアウトを無視します。
パーツまたはアセンブリをミラーする際に Part Library パーツをコピーするには、「3D Lib を無視」をクリックします。デフォルトで、Part Library パーツはコピーされません。
「対称オブジェクトのレポート」をオンにして、出力ダイアログに結果を表示します。
7. 「精度のチェック」をオンにして、対称チェックの精度を指定します。
8. 「OK」 をクリックして操作を完了します。
「パーツ & アセンブリ」メニューでパーツを対称変換するには
1. 「構造」をクリックしてから「パーツ & アセンブリ」グループで 「対称」をクリックします「対称パーツ」 ダイアログボックスが開きます。
2. 「パーツ」をクリックして、構造一覧でパーツまたはアセンブリを選択します。
3. 「対称平面」をクリックし、ミラー平面を定義するビューポートをクリックします。
4. 「新オーナ」をクリックして、パーツの新しいオーナを指定します。
5. 「名前」をクリックして、パーツの名前を指定します。
6. 「対称をチェック」をオンにして、位置決め操作を使用できるかどうかをチェックし、可能な場合は対称変換ではなく位置決め操作を使用するようにします。対称変換ではなく位置決めを行うことで、パーツやアセンブリが共有可能になります。
* 
「対称をチェック」はデフォルトで選択されています。「対称をチェック」チェックボックスをオフにすると、以下のオプションが表示されなくなります。
「拡張検索」をクリックして、アセンブリを認識します。
「パーツのみを考慮」をオンにして、アセンブリの対称解析中にワークプレーン、ドックプレーン、およびレイアウトを無視します。
パーツまたはアセンブリをミラーする際に Part Library パーツをコピーするには、「3D Lib を無視」をクリックします。デフォルトで、Part Library パーツはコピーされません。
「新規オブジェクトのレポート」をオンにして、出力ダイアログに結果を表示します。
7. 「精度のチェック」をオンにして、対称チェックの精度を指定します。
8. をクリックして操作を終了します。
制限事項
ワークプレーン、ドックプレーン、レイアウトがアセンブリに属する場合、これらを対称変換できますが、「対称をチェック」がオンになっている場合、これらのオブジェクトが結果に影響を与える可能性があります。アニメーションやリレーションは、正しく対称変換できません。
対称検出を行わない対称コマンドは、デフォルトでコピー操作時に共有されるライブラリパーツ (読み取り専用パーツ) を含むパーツまたはアセンブリには無効です。対称検出を行う対称コマンドは、ライブラリパーツが対称変換操作で対称にできる場合にのみ、ライブラリパーツを含むパーツまたはアセンブリに有効です。