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有効なプロファイルの作成
一見、プロファイルに問題がなさそうでも、プロファイルが不適切であるというメッセージが表示される場合があります。たとえば、次の長方形は閉じているように見えます。
しかし、この長方形を押し出そうとすると、Creo Elements/Direct Modeling によって次の図のように 1 mm のすきまが検出されます。
問題の領域は、ビューポートで黄色のマークで示されます。拡大してみると、はっきりとすきまを確認できます。
プロファイルの一般的な問題点
切断
図は、この問題を示しています。解決するには、線分を描画してすきまを閉じます。
交差
線分が交差している場合、交点が非常に小さくなり、製造はできません。この問題を解決するには、2 つのエンティティを個別に加工できるよう分離します。3D ソリッドを加工した後、2 つのパーツを移動し、それぞれのコーナで接触させます。
分岐
分岐は、交差と似ています。左図の長方形の中央に表示されている余分な線は、図のように反対側まで伸びるか、長方形の内部または外部で途切れることになります。このようなパーツは製造できません。この問題を解決するには、余分な要素を削除するか、個別のプロファイルとなるよう各要素を移動します。
重なり
プロファイルの加工前に、重なりを確認することは困難です。この問題を修正するには、2D 編集メニューで 結合コマンドを使用してボックスを描画し、問題の領域を選択します。これにより、各線分が結合されて 1 つのプロファイルとなり、2 つの線分が重なり合っていた状態は解消されます。
接線
交差と同様、実際には接線を製造することはできません。この問題を解決するには、対象の接線を削除する必要があります。