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ビュープロファイルの設定
ビュープロファイルには、最適な精度とパフォーマンスの組み合わせが得られる設定がまとめられています。たとえば、大きいアセンブリに対して、大規模アセンブリ用のビュープロファイルとグラフィック更新モードが自動的に選択されます。この設定を使用すると図面の精度は落ちますが、ビューの更新速度が上がります。
新しいビューを作成するダイアログにはすべて、「プロファイル」 ボタンが備わっています。適切なビュープロファイルは自動的に提示されますが、自動プロファイルがニーズに合わない場合は、「プロファイル」リストで別のプロファイルを選択してください。
利用可能なビュープロファイルは次のとおりです。
単一パーツ: パーツを 1 つだけ含むビュー用のプロファイルです。最高精度が使用され、すべての機能セットが利用できます。単一パーツを利用すると、すぐに更新が開始されます。
小アセンブリ: 小規模アセンブリ (2 から 99 パーツ) で構成されるビュー用のプロファイルです。最高精度が使用され、すべての機能セットが利用できます。設定のうちいくつか (ねじ計算など) は、グローバル設定から継承されます。
中アセンブリ: 中規模アセンブリ (100 から 500 パーツ) で構成されるビュー用のプロファイルです。この設定は高精度ですが、ねじ図形、中心線、対称線は自動的に生成されません。
大アセンブリ: 大規模アセンブリ (500 を超えるパーツ) で構成されるビュー用のプロファイルです。図形レイアウト アルゴリズムでビューの更新がスピードアップされ、小さいパーツおよび円は自動的に除外されます。
「写実的」: Creo Elements/Direct Modeling は Creo Elements/Direct Rendering モジュールを使用して陰影ビューを生成します。ビューには寸法付け可能な図形は含まれません。
「陰影のみ」: Creo Elements/Direct Modeling は寸法付け可能な図形を一切含まない陰影ビューを生成します。
「陰影 + 図形」: Creo Elements/Direct Modeling は寸法付け可能な図形を含む陰影ビューを生成します。
NC: NC 出力専用の事前定義されたビュープロファイルです。
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陰影ビューには、3D Documentation モジュールで作成した注釈を含めることができます。
100% 転送モードを使用すれば、(寸法付け可能な図形を含まない) 陰影モードで作成されたビューに 3D 注釈を転送できます。100% 転送をオンにするには
1. 「ファイル」 > 「設定」 > 「デフォルト設定」の順にクリックします。「デフォルト設定」ダイアログボックスが開きます。
2. 「3D Annotation 転送」 > 「動作」の順にクリックして展開します。
3. 「参照図形の作成 (100% 転送)」をダブルクリックします。「表示された一覧からエントリを選択」ダイアログボックスが開きます。
4. 「オン」を選択します。
寸法の特性と位置を変更することもできます。
例外は以下のとおりです。
ビュープロファイルは、展開ビューには使用できません。
「ドックプレーン転送」を使用している場合は、ビュープロファイル機能のオン/オフは可能ですが、ビュープロファイルを選択することはできません。ビュープロファイルがオンの場合、各ビューのプロファイルが選択されます。
ビュープロファイルはデフォルト設定を無視することができます。以前のバージョンの Creo Elements/Direct Modeling で作成されたビューは、元の設定を保ちます。