モデルからの図面の作成 (Creo Elements/Direct Annotation) > 図面の編集 > 寸法の追加と編集 > 寸法の修正 > 直列寸法の編集
  
直列寸法の編集
直列寸法グループ中の個々の寸法を削除して、直列寸法の中に別の寸法 (既存のシングル寸法を含む) を組み込むことができます。次の種類の寸法を編集できます。
直列
対称並列長
並列寸法長
並列寸法短
累進
ただし、「直列」タイプの寸法に、シングル寸法を挿入することはできません。
このセクションでは、次の内容について説明します。
チェーンに寸法を挿入するには
1. 「Annotation」をクリックしてから「注釈」グループで 「その他」をクリックします。
2. 「グループ」セクションで 「寸法挿入」をクリックします。「寸法入」ダイアログボックスが開きます。
3. 編集する寸法グループを選択します。
4. 以下のいずれかの方法で、寸法を挿入します。
新しい寸法の参照点をクリックします。
点が有効で、まだ寸法が適用されていない場合、Creo Elements/Direct Annotation により、この寸法がチェーンに挿入されます。「直列」タイプの場合は、その他の寸法も自動的に調整されます。
チェーンに挿入するシングル寸法をクリックします。
寸法チェーン (「直列」タイプ以外) に寸法を挿入するには、選択するシングル寸法は、チェーンと共通の基準点 (ゼロ点) を持っている必要があります。
5. 続けて寸法を挿入し、編集する新しいグループを指定するか、 をクリックして操作を終了します。
直列寸法から寸法を削除するには
1. 「Annotation」をクリックしてから「注釈」グループで 「その他」をクリックします。
2. 「グループ」セクションで 「寸法抜き出し」をクリックします。
3. 直列寸法から削除する寸法をクリックします。
「対称並列長」「並列長」「並列短」、および「累進」の直列の場合は、Creo Elements/Direct Annotation により寸法が削除されます。
4. 「直列」タイプの寸法では、削除した量を吸収する隣接寸法を選択します。
Creo Elements/Direct Annotation により、削除した値が隣接する寸法に追加されます。
5. 続けて寸法を削除するか、 をクリックして操作を終了します。
直列寸法から個々の寸法基準を削除することができます。残りの寸法グループは、シート上で自動的に再調整されます。ただし、 直列寸法を除き、寸法値自体は影響を受けません。
対称 並列 長並列 長並列 短、および累進の寸法から寸法基準を削除する場合は単に、不要な寸法をクリックします。グループの並列寸法参照は変化がないため、その他の寸法には、もとの値が保持されます。
直列タイプの寸法では、直列寸法から削除する個々の寸法を選択した後、2つの並列寸法を指定する必要があります。削除された寸法の値は、削除した基準点の隣の寸法に追加されます。(直列の最後にある寸法を削除すると、最後の寸法の次の寸法が自動的に「延長」されます)。