GD&T 公差の定義
規格 ASME Y14.5M-1994 で定義されるとおり、公差は "特定の寸法が許容される変化の合計量です。公差は、最大許容寸法と 最小許容寸法の差です"
特定の公差の種類を指定する前に、そこから公差を測定できる基準点として、まずデータムを定義する必要があります。使用できる公差のタイプは次のとおりです。
• フォームの公差
◦ 真直度
◦ 平面度
◦ 真円度
◦ 円筒度
• プロファイルの公差
◦ 線のプロファイル
◦ 表面のプロファイル
• 姿勢の公差
◦ 傾斜度
◦ 直角度
◦ 平行度
• 位置の交差
◦ 位置
◦ 同心度
◦ 対称度
• 振れの公差
◦ 円周振れ
◦ 全振れ
どの種類の公差にも、公差値や修飾子などいくつかのパラメータがあり、公差シンボルの各定義を指定できます。これらのパラメータについては、以下を参照してください。