ファイルの保管またはエクスポート
Creo Elements/Direct Modeling のデータは、さまざまなフォーマットで保存できます。これにより、他のほぼすべての CAD システムとの間で作業データをやりとりすることができます。これらのオプションを使用することにより、使用する CAD システムが異なる場合でも、他の設計者との共同作業を容易に実施できます。
また、XVL や eDrawings といった軽量のフォーマットにデータを保存することで、CAD に慣れていないユーザに対しても簡単に設計を提示することが可能になります。サポートされているファイルタイプについては、
ファイルタイプの概要を参照してください。
3D データは、
Creo Elements/Direct Modeling のデフォルトのファイルタイプです。
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3D データを保管する際には、ファイル間にクロス リファレンスが作成されます。データの破壊を避けるために、次の手順に従ってください。
• 同一のトップレベル アセンブリに属するすべてのアセンブリとパーツを、同一のフォルダまたはディレクトリに保管します。
• ファイル名フィールドにはファイル名のみを入力し、ディレクトリまたはパスを入力しないでください。
• 保管する項目を選択する前に、保管ダイアログでフォルダを変更します。
すでに存在するファイル名の前にはアスタリスク (*) が付きます。
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選択すべきファイルタイプ
• 単独で作業している場合、またはモデルの編集を頻繁に行わない場合は、データをパッケージ ファイルで保管します。また、別のユーザにアセンブリ全体を送る必要がある場合も、パッケージ ファイルを使用すると便利です。パッケージ ファイル フォーマットは、すべてのモデル データを上書きするため、更新に時間がかかります。
• アセンブリを他のチーム メンバと共有する場合や、頻繁に編集を加える場合は、3D データ ファイルとしてデータを保管します。編集済み 3D ファイルタイプを使用すると、現在のセッションで加えた変更内容のみが Creo Elements/Direct Modeling に保存されます。通常、この方法が最も迅速に保管を行うことができます。
• 環境設定を簡単に復元する必要がある場合は、セッションファイルを保管します。アニメーションを作成したり、その他の方法でモデルを視覚化する場合には、これらのファイルが最も役立ちます。進行中のプロジェクトを一時的に保管する場合に使用します。
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Creo Elements/Direct Modeling の異なるバージョン間で、セッションファイルの互換性がない場合があります。
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• 今後別のセッションで環境設定を復元する必要がある場合は、環境ファイルを保管します。
Creo Elements/DirectModel Manager を使用している場合は、Creo Elements/DirectModel Manager ウィンドウの「ヘルプ」をクリックして、ファイル保管の手順を確認してください。
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修正ステータスアイコン が混乱しないように、3D データファイルを、同じ Creo Elements/Direct Modeling セッションにあるファイルシステムと Creo Elements/DirectModel Manager データベースの両方には保存しないでください。 背景: トップレベルインスタンスが修正済みかどうかを示す情報は、ファイルシステムに対する 3D データファイルのデータベースファイル保管と書き込みの両処理間で共有されます。どちらの処理もこの情報をリセットするので、他方の処理がこの情報にアクセスできなくなります。 パッケージファイル、セッションファイル、およびバンドルファイルの保存は、この影響を受けません。 |
ファイルを保管またはエクスポートする手順
2. > の順にクリックします。
3. 保管をクリックし、ファイルを保管するフォルダを参照して指定します。
4. 保管するアセンブリ、パーツ、またはワークプレーンを構造一覧で選択するか、ビューポートをクリックして保管する要素を選択します。
5. ファイルタイプを選択します。
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「サムネイル」ビューにパッケージファイルとバンドルファイルの写実的サムネイルが表示されます。ただし、写実的サムネイルは Creo Elements/Direct 19.0 以降のバージョンで作成または保存されたファイルにのみ表示されます。同様に、Windows エクスプローラで写実的サムネイルを表示することもできます。
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6. 次のオプションをクリックします。
◦ 統計: 統計ファイルの名前と場所を設定します。
◦ 公差: CATIA (*.model) ファイルの場合、公差を設定できます。有効な値は 0.1 から 0.001 の間です。
◦ 空パーツのエクスポート: 図形のないパーツをエクスポートします。
◦ コンテナのエクスポート: パーツまたはアセンブリの下のコンテナをエクスポートします。通常、コンテナがアセンブリとなり、コンテナに保管されているパーツは、この新しいアセンブリに保管されます。
◦ 他のオプションが表示された場合は、オプション ダイアログの
ヘルプ をクリックすると、詳細を確認できます。
7. ファイル名を入力します (このオプションが利用可能な場合)。
8. 保存をクリックします。
保存ダイアログでの表記
選択した要素が、保管ダイアログの最上部に表示されます。それぞれの要素の名前の横には、要素に関する基本情報が括弧付きで表示されます。
選択された要素のリストのエントリは通常、次のようになります。
washer (P:M5x15,S1,RO,M)
括弧内には、要素に関する以下の情報が表示されています。
• ワッシャ - インスタンス名
• P - パーツ
• A - アセンブリ
• PF - 面パーツ
• PW - ワイヤ パーツ
• M5x15 - コンテンツ名
• S - 共有パーツ、アセンブリ、または面パーツ。続く数字は、グループ番号でどのアセンブリが互いに共有 関係にあるか示します。同一グループ番号のアセンブリはすべて共有されています。
• RO - 読み取り専用パーツ
• RW - 読み書き可能パーツ
• M - 最後の保管後に修正されたパーツ