モデルからの図面の作成 (Creo Elements/Direct Annotation) > ビューの位置決め方針の変更
  
ビューの位置決め方針の変更
更新時に、選択したビューの位置決め方針を変更できると便利です。特に、親ビューに対して詳細図境界を移動しても、図面上の詳細ビューの位置を移動させたくないことがあります。たとえば、更新されたビューの中心を、更新前のビューと同じシート位置に固定したい場合などです。この機能のデフォルトの更新動作では、同じ図形要素は同じ位置に残ります。つまり、詳細図境界を移動すると、それに対応して詳細ビューもシート上で移動します。この効果を、次の図に示します。
1. 最初に詳細ビューを作成したときには、親ビューとともに 詳細ビューが表示されます。
2. 位置決め方針を「図形位置」に設定すると、詳細ビューは、詳細図境界を移動した距離と同じ距離だけ水平方向に移動します。
3. 位置決め方針を「ビューの中心位置」に設定すると、詳細ビューの中心位置が保持されます。
ビューの位置決め方針を変更するには
1. 「ファイル」 > 「設定」 > 「2D ビュー」 > 「ビュー設定」の順にクリックします。「デフォルト設定」一覧が開き、「ビュー」の設定が表示されます。
2. 「詳細図」または「断面図」を展開します。
3. 「その他」を展開します。
4. 「位置決め方針」をダブルクリックします。
ビューを中心にする位置決め方針
詳細図: 境界の移動時に詳細ビューの位置を保持するには、「詳細ビュー」ダイアログボックスの「ビューの中心を保持」ボタンを使用します。
部分図: 部分ビューの作成後に中心の位置を変更するには、「ビュー特性」メニューを使用します。
断面図: 境界の移動時に断面ビューの位置を保持するには、「断面ビュー」ダイアログボックスの「ビューの中心を保持」を使用します。