図形規則を使用した 3D 要素の選択

選択したパーツまたはすべてのパーツに含まれ、特定の図形規則に従っている面を選択できます。たとえば、同じ半径を持つ軸方向の円柱面をすべて選択できます。

1. 「Modeling」をクリックしてから、「ユーティリティ」グループで

(「選択」) をクリックします。「選択」ダイアログボックスが開きます。

ビューポートで選択した図形要素にブレンドまたは面取りの規則を適用する場合、参照面を選択する前に「ブレンド/面取り」をオンにします。

5. 「参照面」をクリックし、パーツ上の参照面を選択します。「規則」セクションが「図形規則」セクションの下に表示され、(「規則」セクションで指定した) 図形規則に従うその他の面もすべて選択されます。

• 「図形規則」セクションで「ブレンド/面取り」チェックボックスをオンにしてからビューポートでブレンド面または面取り面を参照面として選択した場合、ブレンドまたは面取り固有の図形規則が「規則」セクションに表示されます。「ブレンド/面取り」をオフにした場合、ブレンドまたは面取り固有の図形規則は表示されません。

• Creo Elements/Direct Modeling では、次のタイプのブレンドまたは面取りにのみ、ブレンドまたは面取り固有の規則が適用されます。

◦ 「一定半径ブレンド」

◦ 「一定距離面取り」

◦ 「距離/距離面取り」

◦ 「距離/角度面取り」

その他のタイプのブレンドと面取りでは、Creo Elements/Direct Modeling により、ブレンドまたは面取り固有の図形規則は無視されます。

「規則」セクションでは、次に示す図形要素のみを対象に規則を指定できます。

• 平面

• 円柱

• 円錐

• 円環体

• 球

スプライン面を参照面として選択することはできません。

◦ 平面整列 — 「同一平面」、「平行」、または「垂直」を選択すると、参照面とそれぞれ同一平面、平行、または垂直の関係にある面 (ビューポート内) が選択されます。この規則を無視するには、「無視」を選択します。

◦ 軸整列 — 「同一軸」、「軸方向」、または「垂直」を選択すると、参照面とそれぞれ同一軸、軸方向、または垂直の関係にある面 (円柱、円錐、または円環体) が選択されます。この規則を無視するには、「無視」を選択します。

◦ 方向 - 「同じ」または「反対側」を選択すると、参照面に対して指定した方向 (面に鉛直、または軸方向) を向いている面が選択されます。この規則を無視するには、「無視」を選択します。

「図形規則」の下の「ブレンド/面取り」チェックボックスをオンにし、「方向」ボックスで「同じ」を選択した場合、凸状と凹状のブレンドと面取りがビューポートで選択されます。

ビューポートで参照面としてブレンドを選択した場合、「同一半径」をクリックすると、参照ブレンドと同じ半径の一定半径ブレンドがすべて選択されます。

◦ 「同じ距離」または「同じ距離/距離」または「同じ距離/角度」 - 参照面取り面と距離が同じ、距離 (D1 と D2) が同じ、または距離と角度が同じ面取り面をすべて選択します。

ビューポートで選択される面取りは参照面取りと同じタイプであり、指定されている図形規則に従います。たとえば、参照面として距離/距離面取りを選択した場合、ビューポートですべての距離/距離面取りが選択されます。

7. 適用規則: 「全規則」を選択すると指定したすべての規則に従う面が選択され、「いずれか」を選択するといずれかの規則に従う面が選択されます。

8. 範囲: 「全パーツ」を選択するとすべてのパーツからの面 (指定した図形規則に従う) が選択され、「選択パーツ」を選択すると参照面を含んでいるパーツのみの面 (指定した図形規則に従う) が選択されます。

「選択」ダイアログボックスを開かずに「図形規則」ダイアログボックスを開くには、スペースキーを押して (カーソルがビューポート内にあるときに)、選択ミニツールバー (SMT) の

をクリックします。