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Granite の保存オプション
Granite の保存オプションによって、選択したパーツまたはアセンブリを Granite のネイティブ (*.g) フォーマットでエクスポートできます。Granite フォーマットを使用すると、エクスポートされたファイルを Creo Parametric またはその他の GRANITE アプリケーションで開くことができます。
パーツを Granite ファイルとして保存できます。パーツの場合、ファイル名とファイル名の拡張子が自動的に設定されます。ファイル名を構造一覧で変更することができます。
アセンブリおよびパーツを拡張子 .g.zip を持つ Granite zip ファイルとして保存することもできます。各 Granite zip ファイルは、すべての Granite ファイルと 1 つの XML ファイル (manifest.xml) を格納したディレクトリを圧縮したものです。このファイルには、トップアセンブリの名前が付いています。
サポートされている Granite のバージョン:
Granite バージョン
Creo Parametric バージョン
11.0
Creo Parametric 5.0 または Creo Direct 5.0
12.0
Creo Parametric 6.0 または Creo Direct 6.0
13.0
Creo Parametric 7.0 または Creo Direct 7.0
14.0
Creo Parametric 8.0 または Creo Direct 8.0
Granite ネイティブフォーマットをエクスポートするには
1. メインメニューで「ファイル」 > 「保存」の順にクリックします。「保存」ダイアログボックスが開きます。
2. 「ファイルタイプ」で、「Granite / Granite zip (*.g*)」を選択します。
3. 「オプション」をクリックします。「Creo Parametric/Direct 書き込み」ダイアログボックスが開きます。次のオプションを設定します。
Granite のバージョンを選択します。
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「バージョン」ボックスで、Granite 14.0 まで (Granite 11.0 以降) のバージョンを選択できます。
「コンテナのエクスポート」をオンにして、コンテナとそのコンテンツをエクスポートに含めます。
「面パーツのエクスポート」をオンにして、面パーツをエクスポートに含めます。
「ワイヤパーツのエクスポート」をオンにして、ワイヤパーツをエクスポートに含めます。
「空パーツのエクスポート」をオンにして、空パーツをエクスポートに含めます。
切り離された面の間で図形を共有するには、「Creo Parametric/Direct 書き込み」ダイアログボックスの「図形の共有」チェックボックスをオンにします。これによって、モデルサイズが小さくなります。ただし、色などの面に付随する属性はモデルから失われます。
エクスポートした情報についての統計情報が入ったログファイルを保存するには「統計」をクリックします。
4. 「保存」ダイアログボックスで「選択」をクリックします。
5. エクスポートするオブジェクトをビューポートまたは構造一覧で選択します。
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選択して neutral フォーマットで保存できるのは、1 つのオブジェクト (パーツまたはアセンブリ) のみです。
6. エクスポートするファイルのパスを入力するか、一覧を使用します。
7. 「保存」をクリックします。
図形の共有を使用してエクスポートされたモデル
Creo Elements/Direct Modeling にあるモデル
Granite にエクスポートされたモデル
下の図は、同じサーフェイス上で 2 つに切り離された面があるモデルを示しています。1 つの面は黄色で、もう 1 つの面は赤です。
下の 1 つ目の図は、図形の共有を使用して Granite にエクスポートされたモデルを示しています。切り離された面はどちらも赤色です。
下の 2 つ目の図は、図形の共有を使用せずに Granite にエクスポートされたモデルを示しています。切り離された面は元の色のままです。