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パーツとアセンブリについて
パーツを多く作成するほど、またそのリレーションが複雑になるほど、論理構造に整理する簡単な方法が必要になります。最も単純な形はパーツをアセンブリ構造に入れ、アセンブリを論理グループに整理することです。
パーツとアセンブリは、それぞれに名前とオーナを指定することで作成できます。Creo Elements/Direct Modeling では、デフォルトの名前と、デフォルトオーナとしてルート (/) が用意されています。
パーツの構造内での位置付けとパーツ名を決めていれば、Creo Elements/Direct Modeling ではなくユーザ自身が各パーツに任意の名前を付け、適した場所に正確に配置できます。パーツやアセンブリの名前変更やツリー構造内での移動は、後でいつでも実行できます。
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構成パーツファイルのいずれかの名前を変更した場合は、Creo Elements/Direct Modeling にアセンブリファイルを再ロードできません。
パーツおよびアセンブリとは
アセンブリ構造はパーツとアセンブリで構成されており、どのアセンブリにどのパーツが属するかを定義します。パーツおよびアセンブリを効率的に使用するには、その内容を理解することが重要です。
パーツは、アセンブリ構造の基本的なコンポーネントです。次の情報で記述されます。
パーツ名
位置
図形
アセンブリは、階層内で複数のパーツと構造の組み合わせが可能な 3D オブジェクトと見なすことができます。次の情報で構成されます。
アセンブリ名
位置
構造
パーツまたはその他のアセンブリへの参照
コンテナは、特殊なタイプのアセンブリです。コンテナを使用して、パーツの作成に必要なすべての種類のツールを保存できます。次の情報で構成されます。
パーツ
アセンブリ
ワークプレーン
ワークプレーンセット
ツール本体
アセンブリ (1)、パーツ (2)、およびコンテナ (3)
アセンブリ構造体の表示
アセンブリ構造体は構造一覧でグラフィックに表示できます。構造一覧には、すべてのアセンブリ、パーツ、ワークプレーン、ワークプレーンセット、集合体、およびその他のアセンブリ要素がアイコンとして表示されます。アセンブリツリーは折りたたみや展開が可能であり、特定のレベルのアセンブリのみが表示されるようになっています。別のリストで、モデル名などの詳細を表示することもできます。この情報は保存してフィルタでき、オブジェクト名とモデル名の編集もできます。
使用できるパーセル名
さまざまな場所で行われる名前 (パーツ名など) のチェックでは、広範な文字を許容します。ファイルシステムやシェルで特殊な役割があるため、次の文字をパーセル名に使用することはできません。
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名前の最大長は、240 文字です。
パスの最大長は、1000 文字です。パスには、名前とその上のレベルの名前すべてを / で区切って連結したものが含まれます (例: /a1/a2/a3/p1)。
リレーションに使用する変数には、ASCII 値のみが使用できます。