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衝突するパーツの視覚化
パーツが互いに干渉する位置と接触する位置を視覚化する必要がある場合があります。Creo Elements/Direct Modeling ではパーツが干渉 (clash) または接触する場所が次の色で表示されます (ユーザ定義可能)。
- 干渉するパーツ (領域 2)
- 接触するパーツ (領域 1)
衝突するパーツの視覚化
前の例ではパーツ p1 と p2 が点 1 で接触し、パーツ p1 と p3 が点 2 で干渉しています。検出された干渉部分は別のパーツとして保存できます。接触するシートパーツも別個のパーツとして保管できます。
Creo Elements/Direct Modeling は、グラフィカル表現のほか、衝突または接触するパーツをリストする出力ウィンドウを表示します。このリストには、干渉または接触するパーツのすべての可能な組み合わせが表示されます。
Creo Elements/Direct Modeling のクリアランス機能により、2 つのパーツの間の最短距離を求めることもできます。
アセンブリの作成後、互いに干渉したり接触したりする部品がないかどうかを確認したくなるかもしれません。Creo Elements/Direct Modeling で「干渉」コマンドを使用すると、干渉部分や接触面を表示できます。干渉部分と接触面は、アセンブリの独立したパーツとして保存し、処理できます。
「クリアランス」コマンドを使用して、パーツ間のクリアランスを判断することもできます。
「干渉」コマンドまたは「クリアランス」コマンドを使用するには、「解析」をクリックしてから「検証」グループで 「干渉/クリアランス」の隣の矢印をクリックします。
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クリップ面とビューポートメニューで使用可能なビジュアル干渉チェックを使用して、干渉を画面上により素早く (ただし低精度で) 表示することもできます。ただし、干渉部分を正確に決定するには、「干渉」コマンドを使用する必要があります。
頂点あるいは稜線にそって接触するパーツは、検出されずまた強調表示されません。ワイヤパーツとサーフェイスパーツは、「干渉」コマンドでは表示できません。