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XVL ファイルのエクスポート
XVL は、Web ブラウザで表示できる、高度に圧縮可能な 3D ファイルフォーマットです。XVL ファイルを表示するには、XVL の開発元である Lattice 3D が配布するブラウザプラグインを使用する必要があります。XVL の詳細、および無料のビューアをダウンロードするには、 Lattice 3D の Web サイトを参照してください。
Creo Elements/Direct Modeling は、XVL を XV3 および XV2 ファイルタイプのみでエクスポートします。これらのフォーマットはパーツ構造およびジオメトリデータを含みます。Lattice 3D にはその他の XVL 形式も用意されていますが、Creo Elements/Direct Modeling ではサポートされていません。アセンブリ情報を表示するには、Lattice 3D が配布するライセンス形式の XVL ビューアを使用する必要があります。無料のビューアはジオメトリのみを表示します。アセンブリ情報は表示しません。
XVL ファイルを保存すると、現在のカメラビューが保存されます。XVL ビューアのビューを復元するには、右クリックして「Viewpoint」を選択し、ビューポート名を選択します。
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Creo Elements/Direct Modeling から XVL ファイルをエクスポートするにはライセンスが必要です。
XVL ファイルをエクスポートするには
1. XVL モジュールを次のように有効化します。
a. メインメニューで「ファイル」 > 「モジュール」の順にクリックします。「モジュール」ダイアログボックスが開きます。
b. 「データインターフェイス」パネルをクリックします。
c. XVL をクリックします。
2. メインメニューで「ファイル」 > 「保存」の順にクリックします。
3. 「ファイルタイプ」を選択します。
P-XVL (Precise XVL) (*.xv3)
V-XVL (Visual XVL) (*.xv2)
4. 「オプション」をクリックして、次のオプションを選択します。
「許容公差」を 0.1 から 0.001 の間の値で入力します。この値に基づいて、Gregory パッチ補間方法を使用した、自由曲面の近似を行います。
「空パーツのエクスポート」チェックボックスをオンにして、空のパーツをエクスポートに含めます。
「コンテナのエクスポート」チェックボックスをオンにして、コンテナとそのコンテンツをエクスポートに含めます。
パーツとアセンブリの情報を含める場合は、「パーツ構造」チェックボックスをオンにします。
3D 注記、寸法、および公差のラベルを連続線としてエクスポートする場合は「ラベル」をクリックします。
「ファセットデータ」レベルを選択します (P-XVL のみ)。「なし」を選択した場合、Creo Elements/Direct Modeling ではファセットが計算されず、XVL ビューアで計算されます。残りの 4 つのレベル (「粗」「高速」「精密」、および「超精密」) により、ファセット表示のなめらかさが決定されます。「粗」は最も大まかな表現となり、「超精密」は最も忠実に再現します。この設定は、ファイルのサイズおよびビューアでのパフォーマンスにも影響します。
粗 (最も低いファセットディテール)
より細 (最も高いファセットディテール)
ファイルサイズ例:4.58 KB
ファイルサイズ例:79.2 KB
エクスポートされた要素の概要およびエラーレポートを含む HTML ファイルを生成するには、「統計」を選択します。 
5. 「保存」ダイアログボックスで「選択」をクリックします。
6. ビューポートまたは構造一覧でパーツまたはアセンブリを選択します。
7. ファイル名データ入力フィールドでフォルダおよびタイトルを入力またはブラウズします。
8. 保存をクリックします。
Creo Elements/Direct Modeling の「出力」ダイアログボックスに結果が表示され、XVL ファイルが保存されます。