<DisplayFormat>

Creo Elements/Direct Model Manager カスタマイズガイド > XML のカスタマイズ > 有効な XML タグ > <DisplayFormat>

セクション:	Attribute
必須:	不要
値のタイプ:	有効なフォーマット
初期値:	下記の説明を参照
製品:	Creo Elements/Direct Model Manager、Creo Elements/Direct Drawing Manager

説明

このタグは、特定のクラス内の属性値を表示する方法を定義します。フォーマットはテーブルに表示される属性または「転送」項目に適用されますが、エディタや DB プロパティには適用されません。

以下の順番で最初に該当する方法を使用して、属性が解決されます。

1. 属性が日付であり、以下の Creo Elements/Direct Model Manager 日付フォーマットのいずれかを指定している場合は、そのフォーマットが適用されます。

%UTC_STRING_FORMAT	yyyy/MM/dd HH:mm:ss
%UTC_STRING_FORMAT2	yyyy/MM/dd H:m:s
%UTC_SHORT_FORMAT	yyyy/MM/dd
%DEFAULT_DATE_TIME_FORMAT	時刻を含むロケール依存の短い日付フォーマットを使用
%DEFAULT_DATE_FORMAT	時刻を含まないロケール依存の短い日付フォーマットを使用

DB_EFFECTIVE_FROM および DB_EFFECTIVE_TO は、%DEFAULT_DATE_FORMAT を使用するように wmconf.xml で設定されます。

2. 表示フォーマットを指定する場合、C 言語スタイルの printf() フォーマットとして表示フォーマットが適用されます。詳細については、Java API ドキュメントの java.util.Formatter に関する説明を参照してください。

3. フォーマットを指定しない場合は、以下のようになります。

◦ 整数は整数として表示されます。

◦ double 型 (float 型) は、値が整数に相当する場合以外、小数として表示されます。この値を編集する場合も、小数として表示されます。

◦ 日付は、%DEFAULT_DATE_TIME_FORMAT を使用して表示されます。

4. 上記のいずれの方法も適用されない場合は、<DisplayFormat> は Creo Elements/Direct Model Manager の日付フォーマットではないか、フォーマットが C 言語スタイルのフォーマットとして適切でない (たとえば、属性に C 言語スタイルの浮動小数点フォーマットを指定しているが、値は整数である場合など) ため、属性値はフォーマットされず、入力した状態のまま表示されます。

整数の有効期間

整数の有効期間を使用する場合、カスタム xml ファイルに含まれるデータベースクラスから <DisplayFormat> タグを削除するか、フォーマットを変更します。

例

数値に対して次のように指定します。

これにより、値は最も近い整数に丸められて表示されます。

上のように指定すると、値は小数点以下 1 桁の float として表示されます。