Creo Elements/Direct Model Manager カスタマイズガイド > XML のカスタマイズ > XML のトラブルシューティングのヒント
XML のトラブルシューティングのヒント
NullPointerException エラー
一般的に、完全修飾 Java クラス名を必要とするタグはカスタム xml には追加せず、空欄のままにしておきます。このようなタグを使用すると NullPointerException エラーが発生することがあります。
ロードルールの Index 値の変更
ロードルールの Index 値を変更しても、ロード ダイアログは影響を受けません。アセンブリを展開することが可能な構造一覧にあるアセンブリの子が影響を受けます。たとえば、「最新のバージョンをロード」ルールの Index を 1 に変更すると、ロード ダイアログでは、デフォルトでアセンブリの最新リビジョンの子がロードされます。ただし、構造一覧でアセンブリを展開すると、対象アセンブリの最新リビジョンの子も表示されます。
最新リビジョンの子を「ロード」ダイアログにロードし、「保存時の状態でロード」された子をほかのすべてのブラウザにロードする場合は、Index 設定をデフォルトのままにしてください。
カスタム表示名の割り当て
属性が生じるクラスに応じて、DESCRIPTION 属性に異なる表示名を割り当てることができます。一部の画面 (検索など) においては、1 つのクラスの属性だけが表示されるため、正しく表示されているように見えます。ただし、「最近使ったリスト」タブでは、異なる複数のクラスの DESCRIPTION 属性がすべて、1 つの列に表示されます。列の名前は、カスタム xml ファイル内の最後の DESCRIPTION 属性の <DisplayName> になります。
DB 属性は各クラス内で同一であるため、Java のカスタマイズが必要になります。最適な結果を得るには、スキーマを編集して、属性名を DESCRIPTION から別のものに変更するか、または希望する名前を持つ新しい属性を追加します。
既存のクラスの再定義
既存のクラスをカスタム xml ファイルで再定義する場合は、注意が必要です。属性を削除すると、表示される情報が変わる場合があります。たとえば、DMMasterdata または DTMasterdatabase (使用しているスキーマに応じて異なる) から BOM_FLAG 属性を削除すると、「BOM エディタ」「レポートの表示」チェックボックスが表示されません。また、DMMasterdata または DTMasterdatabase から BOM_DESCRIPTION2 属性を削除すると、「手動で管理される項目」チェックボックスが表示されません。
BOMTable リストのカスタマイズ
カスタム xml ファイルの BOM テーブルが定義された場合に、既存の定義を置き換えます。この BOM テーブルは、wmconf.xml で定義されている既存の BOM テーブルには結合されません。必要な <BOMTable> タグをすべて、wmconf.xml から、ご使用のカスタム xml ファイルにコピーする必要があります。
TableColumnModel のパフォーマンスの考慮事項
「ロード」以外のすべての UI において、「ロードするファイル」列を有効にすると、パフォーマンスに影響を及ぼします。この列は、TableColulmnModel の「ロード」にのみ含めるようにしてください。
これは役に立ちましたか?