XML の規則
すべての XML 文書に対して、以下の規則が適用されます。
1. すべての XML 要素には終了タグが必要
単一の要素は、必ず、以下のようなタグのペアで構成されます。
<book> </book>
または、以下のような自己終了タグとなります。
<book title="The Fellowship of the Ring"/>
自己終了タグは、タグにデータが含まれない場合や、属性のみが必要な場合に使用されます。
2. XML タグでは大文字と小文字が区別される
本製品に付属のサンプル文書では、以下のタグは無効となります。
<BOOK>
<Book>
サンプル文書では、すべてのタグが小文字となっています。
3. すべての XML 要素は正しくネストすることが必要
HTML とは異なり、XML タグは正しい順序でネストする必要があります。以下のように、HTML タグのネストの順序が間違っていても、文書は正しく表示されます。
<b><i>The Fellowship of the Ring</b></i>
イタリック用の開始タグと終了タグが両方とも、ボールド タグの後に記述されています。XML では、以下のように子タグを親タグの中で閉じる必要があります。
<parent><child>Data</child></parent>
4. すべての XML 文書にはルートタグが必要
このルート タグ内に、文書のコンテンツがすべて含まれます。ルート タグを文書内の他の要素に含めることはできません。
5. 属性値は常に引用符で囲む
HTML と XML の構文におけるもう 1 つの相違点は、XML では属性値を引用符で囲まなければならないという点です。HTML では以下のように引用符を省略でき、その場合もほとんどのブラウザで文書が適切に表示されます。
<body background=White>
XML の属性は、以下のように引用符で閉じられていない限り、認識されません。
<book author="J.R.R. Tolkien">
6. 文書へのコメントの追加が可能
XML 文書にコメントを追加できます。コメント タグは HTML と同じです。
<!-- Your comment goes here -->
コメントタグの間のテキストは無視されるため、Creo Elements/Direct Manager Server XML ファイルのすべての変更箇所にコメントを追加するようにしてください。コメントのネスティングは許可されていません。
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