ジョブ設定 xml ファイル
Task Agent xml ファイルには、次の項目が含まれます。
• ジョブ (タスク) 定義 (必須)
• ユーザインターフェイスコンポーネントの定義 (オプション)
• ジョブデータエクスポータの定義 (必須)
• ジョブ結果ハンドラ (has_result_data="true" の場合は必須)
• ジョブオプション
ジョブデータエクスポータ、ジョブ結果ハンドラ、およびジョブオプションにはパラメータがあり、そのうちの一部はジョブスケジュールの作成や編集時に編集できます。ジョブ設定に関するこれらのパラメータの設定は、ジョブパラメータと呼ばれます。
ジョブ (タスク)
<Job type="" java_class="" has_result_data="">
<DisplayName>name</DisplayName>
ユーザインターフェイスコンポーネント
<UI>
(オプション) これにより、ジョブタイプのメニュー項目と複数選択タスクダイアログのフォーマットが決まります。
ジョブデータエクスポータ
<Exporter java_class="">
(必須) ジョブデータエクスポータは、次のようなジョブの実行に必要なデータを Creo Elements/Direct Manager Server データベースからエクスポートします。
• モデルまたは図面のデータ
• モデルまたは図面のメタデータ
• ジョブ実行に必要なマクロとスクリプト
• DrawingJobExporter
図面のデータとメタデータをエクスポートします。
• PlotJobExporter
特殊な DrawingJobExporter。
• ModelingJobExporter
Creo Elements/Direct Modeling ジョブ用のモデルデータをエクスポートします。
• ClashJobExporter
特殊な ModelingJobExporter。
ジョブ結果ハンドラ
<Job> タグに has_result_data="true" が含まれている場合は、結果ハンドラを定義する必要があります。
<ResultHandler java_class="">
結果ハンドラは、ジョブの結果に対して実行する次のような処理を定義します。
• データベースに格納
• 電子メールで送信
• ファイルシステムに保存
以下のジョブ結果ハンドラがあります。
• ClashJobResultHandler
再計算 (干渉検出) タスクの結果をチェックインし、データベース内の干渉検出オブジェクトを更新します。
• StoreToDatabaseJobResultHandler
ジョブ結果のファイルをデータベースに保存します。
• EmailJobResultHandler
ジョブの結果を電子メールで送信します。
• SaveToFileSystemJobResultHandler
ジョブ結果のファイルをサーバ上のターゲットディレクトリ (設定可) に保存します。
• CompoundJobResultHandler
複数のジョブ結果ハンドラを組み合わせる特殊なジョブ結果ハンドラ。複数のジョブ結果ハンドラを定義すると、「新規タスク」ダイアログにそれらの組み合わせがすべて表示されます。
パーミッションチェック
<PermissionCheck java_class="">
(オプション) ジョブの実行が可能な状況を定義します。
• 特定の状態に限り、図面のプロットを許可
ジョブオプション
<Options java_class="">
Task Agent の xml ファイルの <Options> セクションにある特定のジョブタイプに固有のパラメータを定義します。
• プロット
<Scale>
<Rotate>
<PlotMacro>
• ビュー形式の生成
◦ 3D PDF
<OutputFormat>
▪ <ExportAnnotations>
▪ <ExportContainers>
◦ U3D
<OutputFormat>
▪ <ExportAnnotations>
▪ <ExportContainers>
◦ VRML
<OutputFormat>
▪ <Version>
◦ XVL
<OutputFormat>
▪ <RetainAssemblyStructure>
▪ <ExportAnnotations>
▪ <ExportContainers>
▪ <ExportEmptyParts>
▪ <Version>
▪ <Tolerance>
▪ <FacetedData>
◦ eDrawings 3D
<OutputFormat>
▪ <ExportAnnotations>
◦ ProductView
<OutputFormat>
▪ <DisplayName>
◦ STL
• ネイティブ形式の生成
◦ CATIA V4
<OutputFormat>
▪ <Tolerance>
▪ <DisplayName>
▪ <MinValue>
▪ <MaxValue>
▪ <ExportContainers>
▪ <ExportEmptyParts>
◦ Creo Elements/Direct Modeling
<OutputFormat>
▪ <DisplayName>
◦ I-DEAS
<OutputFormat>
▪ <DisplayName>
▪ <ExportContainers>
▪ <ExportEmptyParts>
◦ Parasolid
<OutputFormat>
▪ <DisplayName>
▪ <TargetSystem>
▪ <ChoiceValue>
▪ <ExportContainers>
▪ <ExportEmptyParts>
◦ Creo Elements/Pro
<OutputFormat>
▪ <DisplayName>
▪ <ExportContainers>
▪ <ExportEmptyParts>
◦ NX
<OutputFormat>
▪ <DisplayName>
▪ <ExportContainers>
▪ <ExportEmptyParts>
• 標準形式の生成
◦ IGES 3D
<OutputFormat>
▪ <SaveAsSolid>
▪ <ConvertToNURBS>
◦ SAT
<OutputFormat>
▪ <ExportContainers>
▪ <MergeFaces>
◦ STEP
<OutputFormat>
▪ <RetainAssemblyStructure>