枠フィルタの使用
Unicode データベース環境では、枠をロードすると、すべての枠がすべての言語で取得されます。これを行うと、枠の名前が同じでもロケール属性が異なるために名前の重複が発生し、Creo Elements/Direct Drafting または Creo Elements/Direct Annotation では数が多すぎるために表示できない場合があります。枠フィルタを使用することで、ユーザに表示される枠の数を減らすことができます。非 Unicode データベース環境では影響はありません。
Creo Elements/Direct Model Manager には、次の 3 つの枠フィルタがあらかじめ用意されています。
1. com.osm.biz.util.FilterMultiLocaleKeepSpecifiedLocale
指定されたロケールの枠のみを保持します。ロケールは、2 文字の ISO 言語コードを使用して指定します。以下の例を参照してください。
2. com.osm.biz.util.FilterMultiLocaleKeepEnglish
名前は同じであるもののロケールが異なる複数の枠が存在する場合に、ロケールが英語の枠のみがこのフィルタを通過します (英語の枠がある場合)。
3. com.osm.biz.util.FilterMultiLocaleKeepCurrent
名前は同じであるもののロケールが異なる複数の枠が存在し、かつ、その中のいずれか 1 つの枠のロケールが現在実行中のロケールと一致する場合に、その枠がフィルタを通過します。
ロケールを持たない枠もこのフィルタを通過します。
現在のロケール該当する枠がない場合は、すべての枠がこのフィルタを通過します。
デフォルトの構成については、wmconf.xml を参照してください。この例は、ロケール指定フィルタ (この場合はドイツ語) の使用方法を示しています。
<FrameFilters>
<LocaleFilter>
<FilterClass>com.osm.biz.util.FilterMultiLocaleKeepSpecifiedLocale</FilterClass>
<Parameters>
<Locale>de</Locale>
</Parameters>
</LocaleFilter>
</FrameFilters>
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