既存のクラスの拡張
1 つまたは複数の既存のクラス上に、新規クラスを 1 つ作成することをお勧めします。これにより、クラス定義全体を複製して項目を追加 (または変更) するのではなく、既存のクラスを拡張して、新規または変更される項目のみを追加することができます。
拡張されたクラス定義には、定義済みの 1 つまたは複数の Creo Elements/Direct Manager Server データクラスを拡張するタグが含まれます。
<Class extends="class_list">
class_list には、1 つまたは複数の class_names が含まれます。class_name は二重引用符 ("") で囲み、カンマで区切ります。
拡張されたクラスは、class_list のクラスの定義を継承します。class_list に複数のクラスが含まれる場合は、左から右の順に優先されます。class_list が処理された後で、以前には定義されていなかった拡張クラス定義のアイテムが追加されます。以前に定義されていた項目が、拡張されたクラスにおいて別の定義を有している場合は、以前の定義が新しい定義で指定変更されます。
クラス定義
基本クラスは wmconf.xml で定義されます。これらは定義全体を含んでいますが、基本クラス名はデータベース クラス名とは一致しません。リーフ クラス定義は基本クラス定義を拡張したもので、リーフ クラス名はデータベース クラス名と一致します。以下のクラス定義では、リーフ クラスの作成に extends タグを使用します。
Design Data Management クラス
DRAWING_2D
EXCHANGE_3D
LIBRARY_3D
MASTERDATA
MODEL_3D
Desktop クラス
me_drawing
me_external
me_model
me_package
me_part
me_sdlib
me_stdpart
sd_drawing
Common Creo Elements/Direct Manager Server クラス
DBR_SU
MASTERHISTORY
RN_GENERATOR
データベース クラスに対するリーフクラス定義の拡張は、お勧めできません。これを行うと循環定義が作成され、起動時の構成エラーの原因となります。拡張は基本クラス定義に対してのみ行ってください。
この例では MODEL_3D 用のクラス定義を示しています。MODEL_3D クラスは、名前文字列のフォーマットを指定することによって既存の DMModel クラスを拡張しています。
<Class extends="DMModel, DMReleaseProcess">
<Name>MODEL_3D</Name>
<NameFormat>%InstanceName%</NameFormat>
</Class>
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