環境設定の編集
多くのユーザ環境設定は xml ファイルでカスタマイズできますが、一部の環境設定は Java コードを使用してカスタマイズします。
wmconf.xml でカスマイズする環境設定
環境設定
<Key>
拡張 BOM バージョン
ADVANCED_BOM_VERSIONS
Modeling の旧バージョンのモデルの専有/専有解除を許可
ALLOW_UNRESERVE_OR_RESERVE_OLD_MODELS
ロードまたは保存後にステータスを再表示
AUTO_REFRESH_STATUS
BOM の保存時に自動的に子に再番号付けする
AUTO_RENUMBER_WHEN_SAVING
自動的に位置番号を並べ替える
AUTO_RESORT_POSITIONS
更新時に古い通知をクリアする
CLEAR_NOTIFCATIONS
分割作成時にリンク属性をコピー
COPY_LINK_ATTRIBUTES_FOR_SPLITS
ユーザ名ではなく姓名を表示
DISPLAY_USER_FULL_NAME
BOM バージョンの有効化
ENABLE_BOM_VERSIONS
BOM レポートで使用する一意の位置番号を生成する
GENERATE_UNIQUE_POSITION_NUMBERS
コンテナをロード
LOAD_CONTAINERS
デフォルトのロードルールでルート項目をロード
LOAD_ROOT_USING_LOAD_RULE
モデルファイル (DDM データサポート) を使用してスキャン
PB_PUB_BOM_SCANNING
BOM の保存時に子に自動で再番号付けする際、位置番号の重複を保持する
PRESERVE_DUPLICATE_POSITION_NUMBERS_DURING_BOM_SAVE
CSV 保存時に UTF-8 文字セットを使用
SEND_TO_CSV_USES_UTF8
ロックされたアセンブリへの変更を修正バージョンとして設定
SET_LOCKED_CHANGED_ASSEMBLIES_AS_MODIFIED
「BOM 属性をコピー」ダイアログを表示
SHOW_COPY_MASTERDATA_LINK_ATTRIBUTES_DLG
保存 UI の表示
SHOW_SAVE_UI
最後の位置番号を使用して再番号付け
USE_LAST_POSNO_VALUES
分割に同じ位置番号を使用
USE_SAME_POS_FOR_SPLITS
システム ID でバージョンを管理
USE_SYS_IDS_FOR_VERSIONING
関連ファイルの削除を許可
ALLOW_DELETE_RELATED_FILES
素材パーツをロード
LOAD_STOCK_CONTAINERS
XML ファイルでは、ブール値の環境設定のみが設定できます。環境設定の値がラベルになります。
<Group>
<Group> 子タグは、環境設定を配置するグループを定義します。グループ名が既存のグループに一致する場合は、そのグループに環境設定が追加されます。一致しない場合は新規のグループが作成され、そのグループに環境設定が追加されます。
<Key>
<Key> 子タグは、ユーザ環境設定の追跡にシステムが使用するキーを定義します。<Key> が指定されていない場合は、環境設定名が使用されます。
<Key> タグの値は UserProfile クラスの JavaDoc にあります。
<DefaultValue>
<DefaultValue> 子タグは、true または false に設定して、環境設定のチェックをデフォルトでオンまたはオフにするよう定義します。<DefaultValue> を指定しない場合、デフォルト値は false になります。
<Reset>
<Reset> 子タグは、true または false に設定して、Creo Elements/Direct Model Manager の再起動時に環境設定をリセットするかどうかを定義します。<Reset> を指定しない場合、デフォルト値は false になります。
<Protect>
<Protect> タグは、ユーザによるプロパティのデフォルト設定の変更を許可しない場合に使用します。<Protect> を true に設定すると、環境設定はグレーアウトされ、ユーザによる変更が不可能になります。
これらの設定はデータベースに保存されます。UserProfile.getUserProfile(),getBooleanProperty(key) を使用して、プロパティの現在の設定を取得できます。
既存の環境設定の動作の変更
既存の環境設定に対して設定を行い、デフォルトの動作を変更できます。たとえば、環境設定をリセットするかどうかを指定するには、<Reset> タグを使用します。また、ユーザによる設定変更を不可能にするには、<Protect> タグを追加して true に設定します。
1. 目的の環境設定を wmconf.xml<Options> セクションからカスタム xml ファイルの <Options> セクションにコピーします。
2. 「環境設定」ダイアログでの環境設定の表示を制御したり、ユーザが値を変更できるかどうかを設定したりするには、<DefaultValue> または <Protect> の設定を変更します。
3. デフォルトでは、Creo Elements/Direct Model Manager の再起動時に環境設定のリセットが行われます。<Reset> タグを追加して false に設定すると、再起動時に環境設定がリセットされなくなります。
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