社内ライブラリパーツ
Creo Elements/Direct Model Manager 18.0 以降では、社内ライブラリパーツがサポートされています。社内ライブラリパーツの動作は Creo Elements/Direct Modeling の標準ライブラリパーツと同じですが、Creo Elements/Direct Model Manager での柔軟性が高くなっています。たとえば、社内ライブラリパーツを Creo Elements/Direct Model Manager で上書き、専有、または専有解除できます。
Creo Elements/Direct Modeling で社内ライブラリパーツを作成して、Creo Elements/Direct Model Manager に保存できます。社内ライブラリパーツの作成方法の詳細については、Creo Elements/Direct Modeling ヘルプの「ライブラリパーツまたはアセンブリを追加する」を参照してください。
Creo Elements/Direct Modeling の社内ライブラリパーツを Creo Elements/Direct Model Manager に保存するときは、「保存」ダイアログボックスの「クラス名」列でクラスを指定する必要があります。
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デフォルトでは、「クラス名」列はワークスペースに表示されません。「クラス名」列を追加するには、次の手順を実行します。
1. 「保存」ダイアログボックスで右クリックして、ショートカットメニューで「レイアウト」 > 「3D Library」の順にクリックします。「Library_3D 属性」ダイアログボックスが開きます。
2. 「クラス名」チェックボックスをオンにします。
社内ライブラリパーツ用のクラスの設定
社内ライブラリパーツをサポートする Creo Elements/Direct Model Manager 20.7 のクラスを設定するには、<Creo Elements\Direct Manager Server installation location>\config\ にある custom.xml ファイルに以下を追加します。
<ClassDefs>
<Class extends="DMCorporateLibrary">
<Name>CORP_LIBRARY_3D</Name>
</Class>
</ClassDefs>
Creo Elements/Direct Model Manager の社内ライブラリパーツのサポートは、次の 3 つの要素によって制御されます。
アクセス制御リスト (ACL) CORP_LIBRARY_3D_ACL。デフォルトでは、管理者ユーザによる上書きを許可します。社内ライブラリパーツを専有および上書きするための権限は、関連する ACL によって完全に制御されます。設計者と管理者ユーザのどちらも社内ライブラリパーツを専有できますが、デフォルトでは、上書きできるのは管理者ユーザだけです。
新しいデータベースクラス CORP_LIBRARY_3D
ビジネスオブジェクトクラス com.osm.dm.biz.DMCorporateLibrary3D。社内ライブラリパーツの専有または専有解除を許可します。
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Creo Elements/Direct Model Manager で社内ライブラリパーツのバージョンを作成することはできません。
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