使用可能プリンタの制御
プリンタを指定して、Task Agent から Creo Elements/Direct Model Manager の図面をプロットできます。登録済みのジョブサーバにインストールされているプリンタはすべて、デフォルトで使用可能です。分散環境などの場合、それでは望ましくないことがあります。
使用可能プリンタのリストを制限するには、いろいろな方法があります。どの方法であっても、XML 設定ファイルによってプリンタリストを制御します。含めるプリンタと除外するプリンタを記述する形式は、すべての XML 設定ファイルで同じです。
<PrinterFilter>
<Accept>\\MySite\.*</Accept>
<Deny>\\MySite\ColorPrinter.*</Deny>
<Deny>\\MySite\ExpensivePrinter<\Deny>
</PrinterFilter>
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• <Accept> フィルタを指定しない場合は、<Deny> フィルタで指定されるプリンタを除く、すべてのプリンタを受け入れます。
• 各エントリは、名前マッチングの正規表現です。これは、ワイルドカードを * ではなく .* で記述するということを意味します。
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以下の方法で、使用可能なプリンタを制御することができます。
• XML 設定ファイル内でのプリンタの指定: これが最も一般的な方法です。XML 設定ファイルの <Options> セクションに <PrinterFilter> タグを追加することによって、プリンタを制御できます。
• Job Server で使用できるプリンタの抑制: ジョブサーバのインストールディレクトリにある JobServerConfiguration.xml でもプリンタフィルタを指定できます。これによって、PDF Document Writer や Microsoft Document Writer などのローカルドライバがデフォルトで除外されます。Task Agent は、除外されたプリンタドライバを完全に認識できなくなります。
• カスタムビジネスロジックの実装による高度なプリンタ処理: <Creo Elements/Direct Manager Server 20.7 install location> \taskagent \jobconfig にある DraftingPlot.xml 設定ファイルに次のコードを追加して、プリンタを制御できます。
<Options java_class="com.osm.automation.plot.PlotJobOptions">
<PrinterConfiguration>
<PrinterProvider java_class="com.acme.plot.AcmePrinterProvider"/>
<PrinterFilter java_class="com.acme.plot.AcmePrinterProvider"/>
</PrinterConfiguration>
..
..
</Options>
プロットジョブを設定すると、カスタム実装クラス IPrinterProvider と IPrinterFilter を指定できます。DefaultPrinterProvide は、ジョブサーバからアクセス可能なすべてのプリンタのリストを提供します。DefaultPrinterFilter は、<Accept> と <Deny> のパターンを使用してこのリストを除外します。
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このセクションで説明したクラスは、ユーザインターフェイスの作成および操作時に使用されます。ビジネスロジックの非効率的な実装によって、ユーザインターフェイスの対話パフォーマンスに大きな影響が生じることがあります。
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