ナンバジェネレータの作成
データベースにアイテムを追加するときは、アイテムにパーツ番号を自動的に割り当てることができます。しかし、各アイテムに連番を割り当てるだけでなく、特定の規則に沿って番号を付けることが必要な場合も多くあります。たとえば、企業によっては新しい番号を割り当てるときに 10 桁目を増分していくことがあります。または、すべての番号を一定の長さにしなければならないケースもあります。
Creo Elements/Direct 「Model Manager」 には、このような各種の規則に基づいて番号を生成し、データへ自動的に割り当てることのできるツールが用意されています。
ナンバジェネレータの作成
まず、ナンバジェネレータ用の規則を 1 つ以上設定します。これらの規則はリスト形式であり、あとで特定の属性に割り当てます。
1. 「ナンバジェネレータ」パネルで、「新規作成」をクリックします。
2. 次の情報を入力します。
◦ 名前
(必須) この名前は参照専用です。このナンバジェネレータの実行内容を示した、わかりやすい名前を選択してください。
◦ 接頭記号
(オプション) 現在の値の前に付ける文字または数字です。ハイフンなどの区切り文字を含めることができます。
◦ 現在の値
(必須) このナンバジェネレータで割り当てる最初の番号です。整数を指定する必要があります。
◦ 増分
(必須) シーケンシャルに番号付けを行う際に、各番号を増分する値です。整数を指定する必要があります。
◦ フォーマット
(オプション) 生成される番号の最小桁数です。番号の桁数がこの値に満たない場合は、ゼロで桁埋めされます。
◦ 接尾記号
(オプション) 現在の値の後に付ける文字または数字です。ハイフンなどの区切り文字を含めることができます。
フィールドに入力すると、プレビューに番号のプレビューが表示されます。
3. 「了解」をクリックします。作成したナンバジェネレータがリストに表示されます。
ナンバジェネレータの設定の編集または表示
1. 「ナンバジェネレータの管理」画面で、編集または表示するナンバジェネレータを選択します。
2. ナンバジェネレータを右クリックし、コンテキストメニューの「編集」をクリックします。
3. 名前以外のすべてのフィールドを編集できます。「現在の値」および「増分」は必須フィールドである点に注意してください。
4. 「了解」をクリックします。