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タスクの使用
タスクをスケジュールして、干渉検出の更新、2D または 3D 出力形式の生成、図面のプロットを定義できます。タスクはワークスペースバーの「タスク」タブに表示されます。
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「タスク」タブにアクセスするには、管理者が事前に Creo Elements/Direct Drawing Manager「管理」タブで Job Server を登録している必要があります。
スケジュールしたタスクはすべて、共通の情報のセットと、各タスクに固有の情報 (オプション) によって構成されます。共通の情報は以下のとおりです。
ジョブタイプ: タスク作成用にあらかじめ選択されているタスクの種類に基づいて、Creo Elements/Direct Drawing Manager によってジョブタイプが自動で割り当てられます。
ジョブタイプ
干渉検出
2D 形式の生成
3D ネイティブ形式の生成: CATIA V4、I-DEAS、Parasolid (SolidWorks、SolidEdge、NX を含む)、Creo Elements/Pro、または NX
3D 標準形式の生成:IGES 3D、SAT、STEP
3D ビュー形式の生成:3D PDF、U3D、VRML、XVL、または eDrawings 3D
プロット
名前: タスクの種類に応じて、Creo Elements/Direct Drawing Manager によってタスク名が自動で生成されます。必要に応じて編集することもできます。
説明: タスクの種類に応じて、Creo Elements/Direct Drawing Manager によってタスクの説明が自動で生成されます。必要に応じて編集することもできます。
スケジュール: タスクを実行する日時です。日時を指定しない場合は、タスクはただちに実行されます。日付はカレンダアイコンを使用して変更し、時間は手動で編集します。
繰り返し: 同じタスクを実行する頻度を示します。1 回毎日毎週を選択できます。
優先順位: 2 つ以上のタスクが実行可能な場合、実行順を制御します。優先順位の高いタスクが先に実行されます。
伝達ポリシー: スケジュールしたアクションは、このバージョンの参照要素 (干渉検出、モデルまたはアセンブリ、図面、部品) に属します。指定可能な値は、参照される要素の「ロードルール」と同じになります。
干渉検出タスクを作成するには
 
1. Creo Elements/Direct Modeling で干渉検出を生成します (計算は行わないので、アイコンは緑色のままです)。干渉検出が含まれているモデルを Creo Elements/Direct Drawing Manager に保存します。
2. Creo Elements/Direct Drawing Manager ワークスペースで、モデルまたはアセンブリを探して構造を展開します。緑色の干渉検出定義 を選択します。
3. 「Task Agent」をクリックして、「その他」グループの 「干渉検出を再計算」をクリックします。または、干渉検出定義を右クリックして、ショートカットメニューで「干渉検出を再計算」 > 「スケジュール」の順にクリックします。「新規タスク」ダイアログボックスが開きます。
4. タスク情報を入力するか更新します。
5. 「了解」をクリックします。「タスク」にタスクが追加されます。
複数アイテムの干渉検出タスクを作成するには
1. Creo Elements/Direct Drawing Manager のワークスペースで、緑色の干渉検出の定義 を探して選択します。複数の項目を選択するには、[Ctrl] キーを使用します。
2. 「Task Agent」をクリックして、「その他」グループの 「干渉検出を再計算」をクリックします。または、干渉検出定義を右クリックして、ショートカットメニューで「干渉検出を再計算」 > 「スケジュール」の順にクリックします。「タスクのスケジュール化」ダイアログボックスに項目が個別に表示されます。
3. タスクのスケジュールを編集するには、「スケジュールの編集」をクリックします。「スケジュールオプション」ダイアログボックスで、タスク情報を入力するか更新します。この情報は、すべての項目に適用されます。
4. 「了解」をクリックします。Creo Elements/Direct Drawing Manager は、各項目の個別のタスクを作成し、「タスク」タブに表示します。
3D 形式生成タスクの作成方法
 
1. Creo Elements/Direct Drawing Manager ワークスペースで、モデルまたはアセンブリを選択します。
モデルやアセンブリを 3D ネイティブ形式に変換するタスクをスケジュールする場合:
a. 「Task Agent」をクリックして、「3D モデル」グループの  「ネイティブ形式の生成」の隣の矢印をクリックします。または、右クリックして、ショートカットメニューの「ネイティブ形式の生成」をクリックします。
b. 変換タスクの種類を選択し、「スケジュール」を選択します。
モデルやアセンブリを 3D 標準形式に変換するタスクをスケジュールする場合:
a. 「Task Agent」をクリックして、「3D モデル」グループの  「標準形式の生成」の隣の矢印をクリックします。または、右クリックして、ショートカットメニューの「標準形式の生成」をクリックします。
b. 変換タスクの種類を選択し、「スケジュール」を選択します。
モデルやアセンブリを 3D ビュー形式に変換するタスクをスケジュールする場合:
a. 「Task Agent」をクリックして、「3D モデル」グループの  「ビュー形式の生成」の隣の矢印をクリックします。または、右クリックして、ショートカットメニューの「ビュー形式の生成」をクリックします。
b. 変換タスクの種類を選択し、「スケジュール」を選択します。
2. 「新規タスク」ダイアログボックスで、タスク情報を入力するか更新します。
3. 必要に応じて、異なるモデルのロードルールを選択できます。選択した形式生成によっては、「新規タスク」ダイアログボックスでほかのオプションが表示されることもあります。必要に応じてこれらのオプションを編集します。
4. デフォルトでは、生成データはデータベースに保存されます。生成された形式をデータベースに保存しない場合は、「ファイルをデータベースに保存」のチェックをオフにします。
5. 「ファイルを電子メールで送信」のチェックをオンにすると 3D 形式を電子メールで受信できるようになります。電子メールアドレスが自動で表示されます。Creo Elements/Direct ユーザ全員のアドレスリストを表示するには、「To」をクリックします。リストから受信者を選択することも、テキストフィールドに直接電子メールアドレスを入力することもできます。複数の電子メールアドレスを入力できます。その場合はセミコロンで区切ります。
6. 「了解」をクリックします。Creo Elements/Direct Drawing Manager は各項目のタスクを作成し、「タスク」タブに表示します。
複数アイテムの 3D 形式生成タスクを作成するには
1. Creo Elements/Direct Drawing Manager ワークスペースで、モデルまたはアセンブリを選択します。複数の項目を選択するには、[Ctrl] キーを使用します。
2. 右クリックして、ショートカットメニューで次のいずれかをクリックします。
「ネイティブ形式の生成」
「標準形式の生成」
「ビュー形式の生成」
3. 必要なフォーマットタイプを選択し、「スケジュール」をクリックします。
4. 「タスクのスケジュール化」ダイアログに項目が個別に表示されます。必要に応じて、項目ごとに異なるモデルのロードルールを選択できます。
5. タスクのスケジュールを編集するには、「スケジュールの編集」をクリックします。「スケジュールオプション」ダイアログで、タスク情報を入力するか更新します。この情報は、すべての項目に適用されます。
6. 「すべて編集」をクリックして、タスクの他のオプションを編集します。たとえば、次のようなオプションを選択できます。
すべての項目のロードルール
形式指定のオプション (選択した形式の種類によって異なる)
ファイルをデータベースに保存
ファイルを電子メールで送信
7. 「了解」をクリックします。Creo Elements/Direct Drawing Manager は、各項目の個別のタスクを作成し、「タスク」タブに表示します。
2D 形式生成タスクを作成するには
 
1. Creo Elements/Direct Drawing Manager ワークスペースで、図面を選択します。
2. 「Task Agent」をクリックして、「2D 図面」グループの 「2D 形式の生成」の隣の矢印をクリックします。または、右クリックして、ショートカットメニューで「2D 形式の生成」 > 「スケジュール」の順にクリックします。
3. 「新規タスク」ダイアログボックスで、タスク情報を入力するか更新します。
4. 他の部品が図面に関連付けられている場合は、異なる部品を選択できます。ドロップダウンリストから部品を選択します。
5. 希望の「出力形式」をチェックします。複数の形式の選択が可能です。
6. デフォルトでは、生成データはデータベースに保存されます。生成された形式をデータベースに保存しない場合は、「ファイルをデータベースに保存」のチェックをオフにします。
7. 「ファイルを電子メールで送信」のチェックをオンにすると 2D 形式を電子メールで受信できるようになります。電子メールアドレスが自動で表示されます。Drawing Manager ユーザ全員のアドレスリストを表示するには、「To」をクリックします。リストから受信者を選択することも、テキストフィールドに直接電子メールアドレスを入力することもできます。複数の電子メールアドレスを入力できます。その場合はセミコロンで区切ります。
8. 「了解」をクリックします。Creo Elements/Direct Drawing Manager は各項目のタスクを作成し、「タスク」タブに表示します。
複数アイテムの 2D 形式生成タスクを作成するには
1. Creo Elements/Direct Drawing Manager ワークスペースで、図面を選択します。複数の項目を選択するには、Ctrl キーを使用します。
2. 「Task Agent」をクリックして、「2D 図面」グループの  「2D 形式の生成」の隣の矢印をクリックします。または、右クリックして、ショートカットメニューで「2D 形式の生成」 > 「スケジュール」の順にクリックします。
3. 「タスクのスケジュール化」ダイアログボックスに項目が個別に表示されます。必要に応じて、項目ごとに異なる部品を選択できます。
4. タスクのスケジュールを編集するには、「スケジュールの編集」をクリックします。「スケジュールオプション」ダイアログで、タスク情報を入力するか更新します。この情報は、すべての項目に適用されます。
5. 「すべて編集」をクリックして、タスクの他のオプションを編集します。たとえば、次のようなオプションを選択できます。
希望の出力形式
ファイルをデータベースに保存
ファイルを電子メールで送信
6. 「了解」をクリックします。Creo Elements/Direct Drawing Manager は、各項目の個別のタスクを作成し、「タスク」タブに表示します。
プロットタスクの作成方法
 
1. Creo Elements/Direct Drawing Manager ワークスペースで、図面を選択します。
2. 「Task Agent」をクリックして、「2D 図面」グループの  「プロット」の隣の矢印をクリックします。または、右クリックして、ショートカットメニューで「プロット」 > 「スケジュール」の順にクリックします。
3. 「新規タスク」ダイアログボックスで、タスク情報を入力するか更新します。
4. プリンタを選択して、関連する情報を更新します。
5. 「了解」をクリックします。Creo Elements/Direct Drawing Manager は各項目のタスクを作成し、「タスク」タブに表示します。
複数アイテムのプロットタスクを作成するには
1. Creo Elements/Direct Drawing Manager ワークスペースで、図面を選択します。複数の項目を選択するには、[Ctrl] キーを使用します。
2. 「Task Agent」をクリックして、「2D 図面」グループの  「プロット」の隣の矢印をクリックします。または、右クリックして、ショートカットメニューで「プロット」 > 「スケジュール」の順にクリックします。
3. 「タスクのスケジュール化」ダイアログボックスに項目が個別に表示されます。必要に応じて、異なる部品、または異なる印刷オプションを項目ごとに選択できます。
4. タスクのスケジュールを編集するには、「スケジュールの編集」をクリックします。「スケジュールオプション」ダイアログで、タスク情報を入力するか更新します。この情報は、すべての項目に適用されます。
5. 「すべて編集」をクリックして、タスクの印刷オプションを編集します。この情報は、すべての項目に適用されます。
6. 「了解」をクリックします。Creo Elements/Direct Drawing Manager は、各項目の個別のタスクを作成し、「タスク」タブに表示します。
タスクの作成後、必要に応じてタスクを編集できます。「タスク」タブでタスクを選択し、「DB プロパティ」をクリックします。
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