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パケット用語
パケットとその内容の解説のため、いくつかの用語を使用しています。
パケットとは、"封筒" のようなものと考えてください。封筒を開いて、その中身を編集したり、文書を配置して、封をし、ほかのユーザや グループに送ったりすることができます。希望に応じて、封筒から不要な便箋を取り出して、棚に置くこともできます。便箋を棚に置いておけば、またいつでも使うことができますが、編集したり、そのまま送ったりすることはできません。編集や送信には封筒を使う必要があります。
Creo Elements/Direct Drawing Manager では、封筒と同じようにパケットを使用します。パケットが "封筒"、データベースが "棚" にあたります。パケットは、データを保持したり、情報を編集したり、ほかの人々に送ったりするための入れ物のようなものです。パケットからデータを削除しても、そのデータはデータベースに保存されています。検索機能を使って、いつでもそのデータにアクセスできます。データを送信または編集する場合、必ずパケットを使用しなければなりません。
以下は、ワークスペース ウィンドウとメニューでのパケット用語とアイテムを示しています。
1. 作業パケット: Creo Elements/Direct Drawing Manager で保存したモデルや図面は、作業パケット内で専有されます。作業パケットはワークスペース タイトル バーに表示されます。
2. 情報パネル: ハイライトされたデータの詳細が表示されます。
3. パケットで参照: このデータはこのパケット内で表示はできますが、ほかのユーザによって専有されていることを意味しています。ほかのユーザがこのデータを専有解除し、このパケットで専有しない限り、このデータに対し変更を行うことはできません。
4. パケットに専有: データがパケット内で専有されている場合、そのデータはロックされ、ほかのユーザは編集できません。ほかのユーザのパケットがこのデータを専有するには、このパケットで専有解除する必要があります。編集できるのは、専有されているデータのみです。
5. 専有解除: データがパケット内で専有解除された場合、読み取り専用となり、変更はできません。データを変更できるのは、データがこのユーザまたはほかのユーザによって専有された場合のみです。
パケット内のデータを管理するためのメニュー コマンド
パケット内のデータを管理するには、アクション メニューから以下のコマンドを使用します。
作業パケットに専有: データを作業パケットで専有し、このユーザのみが編集できるようにします。
「専有解除」: データを専有解除し、ほかのユーザがデータを編集できるようにします。尚、ほかのユーザがデータを専有するには、まず自分のパケット内に専有する必要があります。
パケットから削除: このパケットからデータを完全に削除します。データはこのパケットで表示されなくなりますが、データベースに保存されています。
また、パケット内のデータへのリンクを作成、移動するには、「切り取り」「コピー」、および「貼り付け」といったコマンドを使用できます。
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