タスクの管理
Job Server が実行するタスクのスケジューリングは、Creo Elements/Direct Task Agent が行います。
タスクは 1 回だけ、または繰り返し実行するようにスケジュールできます。次のようなスケジュール設定が可能です。
• 干渉検出。干渉検出は、Creo Elements/Direct Modeling で作成される干渉チェックであり、アセンブリに保存されます。
• 3D ネイティブ形式の生成。モデルまたはアセンブリの変換後のネイティブ形式を選択します。
• 3D 標準形式の生成。モデルまたはアセンブリの変換後の標準形式を選択します。
• 3D ビュー形式の生成。モデルまたはアセンブリの変換後のビュー形式を選択します。
• 2D 形式の生成。使用可能な出力形式と、これらの出力形式をデフォルトとして生成するかどうかを DraftingConversion.xml ファイルに定義します。
• 図面のプロット。1 つ以上の図面、または図面を含む部品を選択します。
「管理」タブで、「タスク」をクリックして「すべてのタスク」パネルを開きます。ここでは以下の項目が表示されます。
全タスク
全タスクをクリックすると、すべてのオーナのスケジュールされたタスクが全表示されます。タスクには以下のようなステータスがあります。
• 準備完了
• 準備中
• 実行中
• 正常終了
• エラー
ジョブキュー
ジョブ キューをクリックすると、現在ジョブ スプーラのジョブ キューで実行されているすべてのジョブが表示されます。ジョブには以下のようなステータスがあります。
• 実行可能
• 初期化
• 開始中
• 開始できませんでした
• 実行中
• 終了
• 強制終了
• 失敗
実行に失敗したジョブを再度実行するには、ジョブ キューから該当するジョブを選択し、再実行をクリックします。
Job Server
Job Server をクリックすると、ジョブ スプーラが管理している Job Server のステータスが表示されます。
Job Server を追加するには、以下の手順を実行します。
1. Job Server をインストールします。インストール手順については、Creo Elements/Direct Manager Server Windows Installation Guide の「Job Server のインストール」を参照してください。
2. Job Server の追加をクリックします。
a. Job Server がインストールされているコンピュータのホスト名を入力します。
b. ポート番号がデフォルトの 8897 と異なる場合は、ポート番号を入力します。
ジョブ スプーラのステータス パネルに、現在のジョブ スプーラに関する情報が表示されます。
| Job Spooler 20.6 には Job Server 20.6 が必要であり、Job Server 20.6 には Creo Elements/Direct 20.6 製品 (Creo Elements/Direct Modeling、Creo Elements/Direct Drafting、Creo Elements/Direct Model Manager、Creo Elements/Direct Drawing Manager など) が必要です。 Job Server と同じマシンに Creo Elements/Direct 20.6 製品をインストールしていない場合、「管理」タブの「すべてのタスク」で、当該 Job Server のステータスが「Unavailable」と報告されます。 |