Service Product Structure Explorer のカスタマイズ
Service Product Structure Explorerを含む Windchill エクスプローラはカスタマイズできます。エクスプローラのカスタマイズについての詳細は、Windchill ヘルプセンターの「製品エクスプローラ (PSE) のカスタマイズ」および関連トピックを参照してください。このセクションではService Product Structure Explorerのカスタマイズに特有の詳細情報を記載します。
概要
エクスプローラコンフィギュレーションファイルは以下のディレクトリにあります。
codebase\config\logicrepository\xml\explorer
このディレクトリで、\servicebom ディレクトリにはService Product Structure Explorerの外観と機能を指定する XML ファイルが格納されています。特に、このファイルではService Product Structure Explorerと製造製品エクスプローラ/製品エクスプローラとの違いが定義されています。この XML には論理コンテキスト ptc.sis.ProductStructureExplorer が含まれ、以下のように各 XML ファイルの最初で指定されています。
<LogicContext application="ptc.sis.ProductStructureExplorer"/>
この論理コンテキストは、ユーザーインタフェースの構築に使用する XML 要素の階層を決定するために使用されます。カスタマイズ XML の追加レイヤーもユーザーインタフェースの構築に使用されます。この XML レイヤーは \explorer\customization ディレクトリにあります。デフォルトでは、\customization ディレクトリにはService Product Structure Explorerのカスタマイズを定義するためのファイル CustServiceBOMExplorerMain.xml が格納されています。Service Product Structure Explorer カスタマイズ XML ファイルは、論理コンテキストの ptc.cust.sis.ProductStructureExplorer を指定します。
Service Product Structure Explorer のカスタマイズ
CustServiceBOMExplorerMain.xml を使用してService Product Structure Explorerをカスタマイズします。これは、\servicebom のファイルによるService Product Structure Explorerと製造製品エクスプローラ/製品エクスプローラの区別と同じ方法です。CustServiceBOMExplorerMain.xml 以外のファイルも使用できますが、すべての XML セグメントのアプリケーション ID は ptc.cust.sis.ProductStructureExplorer である必要があります。
以下の手順に従ってService Product Structure Explorerをカスタマイズします。
1. 製品インストールディレクトリにある以下のファイルで、適切なコメント行の下に、新規または修正したエクスプローラグループを追加します。
\codebase\config\logicrepository\xml\
explorer\customization\CustServiceBOMExplorerMain.xml
または、\servicebom から \customization へファイルをコピーし、\customization にあるファイルの要素を追加または変更します。すべての XML セグメントのアプリケーション ID が ptc.cust.sis.ProductStructureExplorer であることを確認します。
2. メソッドサーバーを再起動し、論理リポジトリを更新します。
3. Windchill Service Parts およびService Product Structure Explorerを開始して変更をレビューします。
例
メニューアイテムの非表示:
テーブルの変更: