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MBean を使用したキュー属性の確認
Queues ノードでは、個々のキューの属性に含まれる情報を参照できます。この情報には、エントリの平均実行時間 (AveEntryExecTimeSeconds)、最大実行時間と最小実行時間 (MinEntryExecutionTimeSeconds および MaxEntryExecutionTimeSeconds)、キュー内の合計エントリ数 (TotalEntries) などがあります。さらに、個々のキューの通知しきい値を参照し、必要であれば変更することができます。
個々のキューの属性セットにアクセスするには、JConsole で以下の手順に従います。
1. JConsole を起動し、サーバーマネージャの接続を選択します。
2. ツリーで com.ptc を選択します。
3. Monitors > Queues ノードへ移動します。
4. Queues ノードを展開して、目的のキューを選択します。
5. 選択したキューに下にあるツリーを展開して、「属性」を選択します。そのキューの属性の現在値セットが表示されます。
クエリの通知しきい値に達すると、JMX-Administrators リストで指定されている電子メールアドレスに Windchill から電子メール通知が送信されます。JMX-Administrators リストについては、JMX 環境の設定のセクション「JMX-Administrators リストへの追加」を参照してください。
以下の属性の通知しきい値を変更できます。
属性
説明
TotalThreshold
キューに格納されているエントリの合計数の通知しきい値。各エントリの状態は問いません。このしきい値を超えた場合は、エントリの状態をチェックしてください。
WaitingReadyThreshold
状態が Ready であるキューエントリの合計数の通知しきい値。このしきい値を超えた場合、問題が発生している可能性があります。処理対象である各エントリの実行時間が長すぎるか、異常なアクティビティによってエントリ数が増加しました (たとえば、不適切なワークフローによってタスクが連鎖的に生成されるなど)。
EntryExecutionTimeThresholdSec
個々のキューエントリの最大実行時間 (秒数) の通知しきい値。このしきい値を超えた場合は、実行メカニズムのパフォーマンスをチェックしてください。たとえば、パブリッシングキューの場合は CAD ワーカー、インデックシングキューの場合はインデックシングプロセスをチェックします。