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ロードファイルについて
XML ファイルには、ロードファイルセットとオブジェクトファイルの 2 つのレベルがあります。ロードファイルセットは、オブジェクトファイルと、データを読み込むコンテナのセットです。オブジェクトファイルは、読み込むオブジェクトの実際のデータを指定します。LoadFileSet ユーティリティでは入力としてロードファイルセットを使用でき、LoadFromFile ユーティリティでは入力としてオブジェクト XML ファイルを使用できます。
ロードファイルセット
ロードファイルセットは、オブジェクトファイルと、オブジェクトを読み込むコンテナのセットを指定します。ロードファイルセットに使用する DTD ファイルの WindchillLoad.dtd は、<Windchill>/codebase/wt/load/ ディレクトリにあります。WindchillLoad.dtd の例は以下のとおりです。
<!ELEMENT loadFileList (loadFile*) >
<!ATTLIST loadFileList containerPath CDATA #IMPLIED >
<!ELEMENT loadFile EMPTY >
<!ATTLIST loadFile filename CDATA #REQUIRED
rbinfo CDATA #IMPLIED
key CDATA #IMPLIED
title CDATA #IMPLIED
token CDATA #IMPLIED
mapfile CDATA #IMPLIED
containerPath CDATA #IMPLIED >
LoadFileList XML 要素
この XML 要素には、読み込む (loadFile 要素に指定されている) オブジェクト XML ファイルのリストが含まれています。LoadFileList には containerPath の属性が含まれています。この属性は、オブジェクトファイルを読み込むコンテナのパスを指定します。
この値を設定することを強くお勧めします。規定により、Exchange (Site) コンテナのコンテナパスは / (スラッシュ) です。ほかのコンテナの場合は、/container-class=container-name/…/… という形式になります。
例:
/wt.inf.container.OrgContainer=DefaultOrg/
wt.inf.library.WTLibrary=Windchill PDM
/wt.inf.container.OrgContainer=
pjl-qa/wt.projmgmt.admin.Project2=Project14
LoadFile 要素
この要素は、ターゲットコンテナに読み込むオブジェクトファイルを指定します。この要素は、以下の属性を伴う空のタグです。
filename - 読み込むオブジェクトファイルの名前です。その場所は、wt.loadFiles プロパティに指定されているディレクトリを基準にしています。デフォルト値は $(wt.home)/loadFiles です。
rbinfo - 特定のファイルのリソース情報を保存する場所です。ハンドラによって使用されます。
key - ローカライズされたタイトルキー。
token - トークンを指定すると、例外が発生せず、無視されます。
mapfile - マップファイルを指定すると、例外が発生せず、無視されます。
containerPath
読み込みセットとして読み込む一連のオブジェクトはすべて、1 つのコンテナに入れてください。ただし、loadFile に現在指定されているオブジェクトを、セット内のほかの LoadFile ポインタ以外のコンテナに入れる代替の containerPath を指定できます。これは、特別な状況でのみ指定してください。
ロードファイルセットのサンプル
以下のロードファイルセットの例では、すべてのファイルがエクスチェンジコンテナに読み込まれます。
<!DOCTYPE loadFileList SYSTEM "/wt/load/windchillLoad.dtd">
<loadFileList containerPath=”/ ”>
<loadFile filename="mydataformats.xml" title="data formats"/>
<loadFile filename="myadmin.xml" title="miscellaneous admin data
and access rules"/>
<loadFile filename="myworkflow.xml" title="workflow base data"/>
</loadFileList>
イメージ付き分類ノードのサンプルロードファイル
次のサンプルロードファイルを使用して、イメージ付き分類ノードを作成できます。
<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE NmLoader SYSTEM "standardX20.dtd">
<NmLoader>
<csvClassificationImagesRootDir handler="wt.csm.navigation.ClassificationNodeLoader.getImageRootDirectory">
<csvimageDir>BASE_DIR_LOCATION</csvimageDir>
</csvClassificationImagesRootDir>
<csvBeginClassNode handler="wt.csm.navigation.ClassificationNodeLoader.beginCreateClassNode">
<csvstructureClassName>wt.part.WTPart</csvstructureClassName>
<csvnodeName>TestNode</csvnodeName>
<csvparentID>Electronic Parts\CAPACITOR\FIXED</csvparentID>
<csvdescription></csvdescription>
<csvimageFile>LOCATION HERE WOULD BE RELATIVE TO<csvimageDir>VALUE</csvimageFile>
<csvrefDefName>Part</csvrefDefName>
<csvinternalID></csvinternalID>
</csvBeginClassNode>
<csvEndClassNode handler="wt.csm.navigation.ClassificationNodeLoader.endCreateClassNode"/>
</NmLoader>
オブジェクト XML ファイル
オブジェクトファイルには、Windchill データベースに読み込むオブジェクトの実際のデータが含まれています。オブジェクトファイルに使用する DTD ファイルは <Windchill>/loadXMLFiles/standardX20.dtd です。XML ファイルが無効な場合は読み込みプロセスが失敗するので、データを読み込む前に、この DTD に対してオブジェクト XML ファイルを検証してください。
オブジェクトファイルのサンプル
オブジェクト XML ファイルは以下のようになります。
<?xml version="1.0" ?>
<!DOCTYPE NmLoader SYSTEM "standardX20.dtd">
<NmLoader>
<csvPreferenceInstance handler="wt.preference.LoadPreference.create
PreferenceInstance">
<csvname>/Display/ToolbarDescriptions</csvname>
<csvclientName>WINDCHILL</csvclientName>
<csvvalue>true</csvvalue>
<csvlock>false</csvlock>
</csvPreferenceInstance>
</NmLoader>