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新規属性の作成
タイプの新規属性を作成するには、タイプの「操作」メニューで「編集」を選択して編集モードに入り、「属性」タブの「新規属性」アイコン をクリックします。
「新規属性」ウィンドウは 3 つの手順で構成されます。
1. 属性を定義
2. データタイプを選択、または再利用可能な属性を選択
3. プロパティを設定
各手順で情報を入力し、「次へ」をクリックします。完了したら、「OK」をクリックして新規属性を作成します。「タイプを管理」ウィンドウに戻り、右側の表示枠に属性の情報ページが表示されます (新規属性を作成した後、「新規属性」ウィンドウを開いたままにして続けて属性を作成するには、「適用」をクリックします)。
属性を定義
1. 属性の「内部名」を指定します。内部名に指定される値は大文字と小文字の区別があり、このタイプのすべてのサブタイプおよび親タイプにわたって一意であることが必要です。これは必須フィールドです。
2. 属性の「タイプ」を選択します。各タイプですべての属性タイプを作成できるとは限りません。タイプで作成できる属性タイプのみが表示されます。
「ローカル」 - 標準属性には、属性の値を 1 つだけ指定できます。値を指定しなくても構いません。ローカル属性は、基本となるオブジェクトクラスの列に直接保存されます。このため、ローカル属性は「1 つの値」制約を設定したグローバル属性よりもパフォーマンスが高くなります。クラスに新しいローカル属性で利用できる列がない場合は、新しい標準属性の作成を完了しようとしたときにエラーメッセージが表示されます。デフォルトの状態では、オブジェクトクラスにはローカル属性のための列がありません。ローカル属性の列を追加する方法の詳細については、タイプへの列の追加を参照してください。
「グローバル」- グローバル属性には、1 つ以上の属性値を保持できます。値を指定しなくても構いません。以前のリリースでは、グローバル属性はインスタンスベース属性と呼ばれていました。「再利用可能な属性を管理」を使用して、再利用可能な属性セットが作成されます。
「エイリアス」- エイリアス属性は、関連オブジェクトの属性に値をマッピングします。複数の値を指定できます。値を指定しなくても構いません。
「計算」- 計算属性は、ほかの属性の値から計算式を使用して設定されます。複数の値を指定できます。値を指定しなくても構いません。
「翻訳テキスト」- (Windchill Service Information Manager および Windchill Service Parts のみ) 翻訳テキスト属性には、関連するソーステキスト属性の翻訳済みの値が表示されます。詳細については、翻訳テキスト属性の設定を参照してください。
データタイプを選択
ローカル属性、エイリアス属性、および計算属性の場合は、「データタイプ」リストからデータタイプを選択します。
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属性のデータタイプは、属性が作成された後は変更できません。
使用可能なデータタイプは、前の手順で選択した属性タイプによって異なります。
「ブール」
「日付と時刻」 (ローカル属性、エイリアス属性のみ)
「ダブル」(エイリアス属性、計算属性のみ)
「ハイパーリンク」 (ローカル属性、エイリアス属性のみ)
「整数値」
「オブジェクト参照」 (ローカル属性、エイリアス属性のみ)
「実数」 (ローカル属性、エイリアス属性のみ)
「実数 (単位付き)」
「文字列」
詳細については、サポートされるデータタイプを参照してください。
再利用可能な属性を選択
グローバル属性の場合は、「再利用可能な属性」テーブルで新規属性の基になる再利用可能な属性の定義を選択します。再利用可能な属性セットは、再利用可能な属性を管理ウィンドウで定義された属性で構成されます。選択した再利用可能な属性のデータタイプによって、新規属性のデータタイプが決まります。
ソーステキストの属性を選択
翻訳テキスト属性タイプでは、翻訳テキスト属性のソーステキスト属性として使用する文字列データタイプ属性を選択します。翻訳テキスト属性によってまだ参照されていない、そのタイプのすべての文字列データタイプ属性から選択できます。詳細については、翻訳テキスト属性の設定を参照してください。
プロパティを設定
属性のプロパティ値を入力します。使用可能なプロパティは、属性タイプとデータタイプの組み合わせ、または再利用可能な属性の定義によって異なります。一部のプロパティは必須で、属性を作成する前に指定する必要があります。属性のプロパティのほとんどは、属性を作成した後に属性の情報ページで指定または編集できます。各プロパティの説明については、属性プロパティのリファレンスを参照してください。
Windchill ユーザーインタフェースでの属性の表示方法については、UI の情報の表示というセクションのヘルプトピックを参照してください。
別のタイプへの属性の移動については、TypeAttributeMoveTool ユーティリティの使用参照してください。