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キャッシュの更新
ワークスペースの「同期化」操作を使用して、スタンドアロンワークスペース内で別のユーザーまたは自分が新たな変更をサーバーで行ったことによりキャッシュ内で古くなったワークスペースオブジェクトを、すべて明示的に再表示できます。たとえば、スタンドアロンブラウザ (キャッシュの認識なし) を使用して、ワークスペースオブジェクトの属性を修正する場合が考えられます。ローカルのキャッシュにこれらの変更を反映するために、サーバーとの明示的な同期化が必要です。
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キャッシュ場所は、環境変数 PTC_WF_ROOT によって定義されます。これはクライアントコネクタキャッシュです。Windchill Workgroup Manager 関連のクライアント側情報は、すべてここに保存されます。この環境変数に特に値を定義しない場合、ホームディレクトリがデフォルトの場所になります。デフォルトでは、キャッシュは Windchill Workgroup ManagerCreo Parametric の間で共有されません。Windchill Workgroup ManagerCreo Parametric を同じシステムで実行し、キャッシュをデフォルトの場所に置かない場合、両アプリケーションのキャッシュ (PTC_WF_ROOT) が別の場所になるよう明示的に設定する必要があります。これを行う 1 つの方法としては、たとえば、各アプリケーションに PTC_WF_ROOT 環境変数キャッシュ場所を定義する起動バッチファイルを作成し、それからプログラムを開始します。
キャッシュ内の情報とサーバーとの同期化には、暗黙的同期化と明示的同期化の 2 つのタイプがあります。
暗黙的同期化が行われるのは、「再表示」アイコン をクリックするか、クライアントがサーバーに要求し (「チェックアウト」、「更新」など)、次の情報を再表示するときです。
現在のワークスペース内で「チェックアウト中」ステータスに変更される。
現在のワークスペースにオブジェクトが追加される。
現在のワークスペースからオブジェクトが除去される。
明示的同期化が行われるのは、「ツール」 > 「同期化」の順に選択するときです。明示的同期化によって次の情報が再表示されます。
暗黙的同期化の対象となるものすべて (前に挙げたもの)
ローカルキャッシュ内の「ファイル名」の更新
データベース内にあるオブジェクトのマスターバージョンの属性の更新
ステータス「別のユーザーによりチェックアウト」、「別のワークスペースでチェックアウト中」への変更
ワークスペースをサーバーと同期化するには、次の手順に従います。
1. ワークスペーステーブルの行を選択せずに、「ツール」 > 「同期化」を選択します。
2. すべてのワークスペースに関する情報とワークスペースにあるオブジェクトが、サーバー上で加えられた変更内容で更新されます。
「ワークスペース」 > 「アクセス権の更新間隔」プリファレンスで、さらに包括的な再表示の実行間隔を設定できます (デフォルトは 1800 秒)。指定した間隔が過ぎた後、次のワークスペース再表示操作でさらに包括的な再表示が実行されます。包括的な再表示では、最新のアクセス権の変更がチェックされます。