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サブプロジェクト
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サブプロジェクトはクラシックプロジェクトでのみ利用可能です。EPP プロジェクトタイプに変換した場合、サブプロジェクトはサマリーアクティビティに変換されます。
大きなプロジェクトまたはプログラムを、個別のチームが管理して実行する各単位に分解する場合は、サブプロジェクトを使用すると便利です。
Windchill でサブプロジェクト間の関係を処理する場合にはいくつかの制限があります。サブプロジェクトの利点を最大限に活用するには、サブプロジェクトと親プロジェクトまたは親プログラム間の計画情報の関係を理解することが重要です。
プロジェクトまたはプログラムのスペースや、コンテキストビューから見ると、すべてのプロジェクトまたはプログラムはピア (対等) です。すなわち、親と関連サブプロジェクトの間で、チーム、フォルダ、ドキュメント、部品、実施項目、ミーティング、リソース、およびアクセス権の共有や継承が行われることはありません。
プロジェクトまたはプログラムとサブプロジェクト間の唯一の関係は、計画を通じて維持されます。親計画内のノードによって、サブプロジェクトと、別のプロジェクトまたはプログラム内の最上位レベルの計画ノードとの関係が確立されます。
計画のステータス、完了状況、作業量、およびコストは、子計画から、子計画がリンクされている親計画内のサブプロジェクトの計画目標に計算されます。
親計画の変更が子に適用されるような先行関係は確立できません。たとえば、親計画の開始日が変更されても、子計画の開始日は変更されません。適用は子から親に対してのみ行われます。たとえば、子の終了予定日が延期された場合、親計画にサブプロジェクト計画目標の先行制約が含まれていれば、子計画の完了後に実行される親計画内のアクティビティは、子計画が完了するまで開始できません。
リンクする前に、子プロジェクトまたは子プログラムが存在する必要があります。ただし、子をリンクする準備ができるまでのプレースホルダーとして親内にサブプロジェクトを定義できます。
親アクティビティと子内部のアクティビティの依存関係は定義できません。
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親計画要素および子計画要素間の依存関係を確立する必要がある場合は、親内で計画全体を定義して管理してください。この場合、子プロジェクトまたは子プログラム内には計画を作成しないので、固有のチーム、フォルダ、実施項目、および成果物を含む集中的なコラボレーションスペースとして子プロジェクトまたは子プログラムを使用できます。子スペースのプロジェクトマネージャまたはプログラムマネージャは、親スペースのプロジェクトマネージャまたはプログラムマネージャとしても定義可能で、子内で定義された内容を表す親内の計画を部分的に定義、実行、および編集する責任を負う場合もあります。
親マスター計画内の各ノードに対する責任をサブプロジェクトのプロジェクトマネージャまたはプログラムマネージャに割り当てて、大きな計画を管理できます。プロジェクトマネージャまたはプログラムマネージャは、親プロジェクトまたは親プログラム内の計画ノードにリンクするハイパーリンクをサブプロジェクト内に定義し、そのノードを展開して、ノードの下の主要計画目標を編集できます。