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複数の属性フィルタ定義式の使用
属性フィルタで複数の属性比較と複数の属性定義式をどのように組み合わせるかによって、構造フィルタ操作の結果が変わってきます。
属性照会定義式での複数の比較
「属性照会定義式」ウィンドウでは、1 つの属性フィルタ定義式で、属性と属性値の比較を複数作成できます。属性と値の比較はそれぞれが AND 演算子によって結合されます。フィルタリングされた部品構造に表示される部品はすべての比較を満たしている必要があります。
たとえば、名前属性に "shaft" という単語を含む「リリース済み」状態の部品をすべて表示する場合は、属性照会定義式で以下のような 2 つの属性と属性値の比較を作成します。
Name = *shaft*
State = Released
「フィルタを編集」ウィンドウの「属性フィルタ」タブの属性照会定義式は次のように表示されます。
Name = *shaft* AND State = Released
この定義式の前半と後半を結合する AND という単語は、フィルタリングされた部品構造に表示される部品は名前属性に "shaft" という単語を含み、状態属性が「リリース済み」でなくてはいけないことを示しています。
属性フィルタでの複数の属性照会定義式
「フィルタを編集」ウィンドウの「属性フィルタ」タブでは、属性照会定義式を複数持つ属性フィルタを作成できます。定義式テーブルに表示される各属性照会定義式は OR 演算子によって結合されます。属性照会定義式のいずれかを満足する部品が、フィルタリングされた部品構造に表示されます。
たとえば、フィルタリングされた部品構造に購入部品だけを表示するとします。「ソース」属性には、「購入」、「購入 - シングルソース」、「作成」という 3 つの値があります。OR 演算子で結合された以下の 2 つの属性照会定義式を使用してフィルタリングされた部品構造には購入部品がすべて表示されます。
Source = Buy
Source = Buy-Single Source