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オプションセットの選択肢規則の管理
オプションセットに選択肢を追加すると、その選択肢がオプションプール内で定義された規則の影響を受けることがあります。オプションプールで作成された規則をグローバル規則と呼びます。オプションセットに作成されている規則をローカル規則と呼びます。
継承されたグローバル規則を管理する 2 つのアプローチがあります。
オプションセットで「オプションプール規則を自動的に参照」「はい」に設定されている場合、オプションセットに選択肢が追加されると規則が継承され、継承された規則をオプションセット内で管理することはできません。オプションセット用のローカル規則だけを作成できます。グローバル規則またはローカル規則に複数の改訂がある場合、使用される規則の改訂は「フィルタを編集」ウィンドウの「オプションフィルタ」タブで指定されているコンフィギュレーション仕様の基準によって決まります。
オプションセットで「オプションプール規則を自動的に参照」「いいえ」に設定されている場合、オプションセットにどのグローバル規則を含めるかを指定できます。ローカル規則を作成することもできます。
以下はグローバル規則とローカル規則についての注意事項です。
グローバルな「除く」規則をオプションセットに継承するには、その規則が参照する 1 つ以上の選択肢がオプションセット内に存在しなければなりません。
グローバルな「含む」規則または「有効」規則をオプションセットに継承するには、ソースの選択肢とターゲットの 1 つ以上の選択肢がオプションセット内に存在しなければなりません。たとえば、「含む」規則 I1US=English, Right として定義されている場合、オプションセットで「含む」規則が有効になるためには、「含む」規則のソースの選択肢 US とターゲットの選択肢 English または Right の 1 つ以上が必要となります。
グローバルな条件付き規則をオプションセットに継承するには、1 つ以上の選択肢がその規則の If セクションに存在し、1 つ以上の選択肢がその規則の Then セクションに存在しなければなりません。
ローカル規則はオプションセット内でのみ定義され、そのオプションセットの外には存在しません。
グローバル規則のステータス
オプションセットのグローバル規則のメンバーシップを管理する際、候補の規則テーブルに、選択したオプションセットに関連する規則のステータスが表示されます。以下のステータス値が表示されます。
「追加」- オプションセットに規則を追加します。オプションセット内に規則はまだ存在しません。
「更新」- オプションプール内の規則が修正され、オプションセットにはその規則の古い作業版数が含まれています。オプションセット内の規則を更新することで、規則の最新の作業版数を使用します。
「除去」- オプションセットに有効でなくなったグローバル規則が含まれており、その規則を除去する必要があります。
たとえば、オプションプール内のグローバルな「含む」規則の選択肢が変更され、一部の選択肢はオプションセットに含まれていない規則によって参照されています。オプションセットの規則を更新すると、この「含む」規則によって定義されているターゲットの選択肢はオプションセットにもはや存在しないので、「含む」規則の新しい作業版数はそのオプションセットには有効でなくなります。
オプションセットに追加したグローバル規則の作業版数の管理
グローバル規則では、改訂と作業版数の適用が可能です。
オプションセットの選択肢規則のバージョン管理方法について検討するときには、この点に注意してください。
グローバル規則をオプションセットに追加した後に作業版数を適用した場合、そのオプションセットは規則の最新作業版数を使用します。
オプションプールから継承された規則の場合、候補の規則テーブルには、選択肢規則の最新バージョンの最新作業版数が表示されます。
無視される規則テーブルには、テーブルに表示されている規則の最新バージョンの最新作業版数が表示されます。
オプションセットが明示的に追加されている規則の前の作業版数を使用するようにするには、テーブルのツールバーにある「戻す」操作 をクリックします。