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製品ファミリー
製品: Windchill
リリース:11.1 F000
利点
製品ファミリー階層を定義することで、製品ファミリーコンテキストで表示および編集可能なコンフィギュレーション可能プラットフォームを表すことができます。
その他の詳細
製品ファミリーモジュールには以下の機能が備わっています。
製品グループ別に整理可能な製品モデルから構成される製品ファミリーの組織構造。
製品ファミリーを表示および管理するための Matrix Editor。ここでは、製品モデルのコンフィギュレーション可能構造とバリエーション定義の両方を操作できます。
プロトタイプのファミリーの管理に使用可能なバリエーションベースライン。
製品ファミリーは「製品」 および「ライブラリ」 コンテナでのみ有効になります。
概念
製品ファミリーモジュールでは、「オプションとバリエーション」機能に基づいて、コンフィギュレーション可能製品に対して製品のファミリーを構築できます。最初に製品ファミリーのトップレベルを作成し、これが表すコンフィギュレーション可能部品に関連付けます。製品モデルは、製品や市場に投入される商品を定義したり、商品の共通のセットを表したり検証したりするときに使用されます。製品モデルは製品モデルグループを使用して整理できます。これらの製品モデルグループを使用して、さまざまなブランド、機能の位置付け、市場のその他のニーズを表すことができます。
製品ファミリーの個々のメンバーは、通常、共通の部品とサブアセンブリを共有し、共通の製品プラットフォーム上に構築されます。共通のプラットフォーム上に製品を構築することにより、製造コストと複雑性を最小限に抑え、変化する市場のニーズや要件に応じて多様な製品を短期間で開発することが可能になります。
機能
製品ファミリーモジュールには以下の機能が備わっています。
「製品ファミリー」: コンフィギュレーション可能構造の階層ファミリーを開発して、市場に投入される商品を表す製品モデルや、製品モデルのさらなる整理に使用可能な製品グループを使用できます。製品モデルには、それらのコンフィギュレーションに使用される選択肢を定義する 1 つ以上のバリエーション仕様があります。
「Matrix Editor」: Matrix Editor は、便利なマトリックスユーザーインタフェースでバリエーション仕様を確認、比較、定義可能なツールです。
「コンフィギュレーション」と「変更管理」機能: コンフィギュレーション管理と変更管理は、製品のライフサイクル (概念から使用終了まで) を通して、製品の進化を捕捉するプロセスです。これにより、製品のコンフィギュレーション情報を取り込み、製品に対する変更を管理して、市場の需要、顧客の要求、および革新的なアイデアから市場性の高い製品を生み出すことができます。
「バリエーションベースライン」: バリエーションベースラインは製品のコンフィギュレーションを取り込む専用のベースラインであり、これによってプロトタイプの開発を管理できます。
「プロジェクト計画」: 製品ファミリーモジュールの Matrix Editor には、モジュールバリエーションのセットに関する計画情報を表示する「プロジェクト計画」機能が備わっています。
製品ファミリー機能は以下の場合にのみ使用できます。
Platform Structures ライセンスを購入している。
Platform Structures ライセンスグループのメンバーである。
これによって、製品モデル、Matrix Editor、バリエーションベースラインなどの、Platform Structures ライセンスプロフィールに関連付けられている機能が拡張されます。
関連情報
詳細については、製品ファミリーの管理を参照してください。