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リポジトリとリポジトリタイプ
代理を作成する場合は、まず、代理を割り当てるリポジトリタイプを定義する必要があります。リポジトリは、いずれかのリポジトリタイプに属している必要があります。また、各リポジトリタイプにはスーパーリポジトリタイプを割り当てることができます。
リポジトリとリポジトリタイプの作成、更新、削除の詳細については、リポジトリの管理リポジトリタイプの管理を参照してください。
リポジトリ
リポジトリはビジネスオブジェクトが存在する情報システムです。リポジトリ名は階層的で、windchill.deptName.myCompany.com のように、Web ドメイン名の構文を使用して定義されます。リポジトリの名前は、LDAP ディレクトリ内のエントリの相対的な位置を示しています。インターネットドメイン名のスキームを使用すると、同じインターネットドメイン内のすべてのリポジトリがディレクトリサービスの共通のエントリに確実に配置されます。
各リポジトリの LDAP エントリには、リポジトリタイプなどの、リポジトリの特性を定義する属性が含まれています。各リポジトリには、リポジトリタイプが 1 つ割り当てられます。
リポジトリを作成するときには、名前を付けてリポジトリタイプに割り当てます。Webject プロセッサやタスクプロセッサもリポジトリとして選択できます。
リポジトリタイプ
リポジトリタイプは、リポジトリのタイプを識別します。タイプ識別子およびこれに属する代理は、特定のリポジトリタイプに適用するように設定されます。どのリポジトリタイプにも、その特性を定義する LDAP エントリがあります。
リポジトリタイプの名前は、組織のインターネットドメイン名に由来し、その形式は Java パッケージ名と同様で、com.ptc.windchill のように、インターネットドメイン名の逆順になっています。リポジトリタイプの LDAP ディレクトリ内の相対的位置は、リポジトリタイプ名によって示されます。
リポジトリ情報階層をカスタマイズする場合は、新しいリポジトリタイプを作成できます。一定のオブジェクトタイプにのみ適用するカスタム委任がある場合は、カスタムリポジトリタイプを作成してこのオブジェクトタイプのタイプ識別子をカスタムリポジトリタイプに割り当て、新しいカスタムリポジトリタイプの下でカスタム委任をグループ化します。
スーパーリポジトリタイプ
リポジトリタイプを作成するときには、そのリポジトリタイプに対してスーパーリポジトリタイプを指定できます。スーパーリポジトリタイプはリポジトリタイプの階層を定義します。スーパーリポジトリタイプは、定義済みのリポジトリタイプです。各リポジトリタイプに、スーパーリポジトリタイプを割り当てることができます。また、任意のリポジトリタイプを、それ以外のリポジトリタイプのスーパーリポジトリタイプとして指定できます。
特定の代理が要求された場合、その代理が指定されたタイプのリポジトリで見つからないときには、スーパーリポジトリタイプがサーチされます。このサーチは、以降のスーパーリポジトリタイプで目的の代理が検出されるまで、またはリポジトリタイプの階層全体をサーチするまで続行されます。