Windchill のその他の機能 > 製造プロセス管理 > 設計 BOM から製造 BOM への変換 > 関連構造ブラウザでの下流オカレンスの位置の更新
  
関連構造ブラウザでの下流オカレンスの位置の更新
設計チームが製品の上流構造でコンポーネントを再配置する場合には、製造チームがそのような変更について把握し、下流構造で対応オカレンスの位置を同期できるようにすることが重要です。関連構造ブラウザで、1 つ以上の下流オカレンスについて "範囲外の位置" ステータスが検出された場合、「位置を更新」操作を使用して、それに対応する上流コンポーネントの現在の位置に基づいて位置情報を更新できます。
調整アシスタンスの使用
次の方法によって、下流オカレンスの位置の現在のステータスを調べることができます。
1. 下流構造でチェックする 1 つ以上の有効なノードを選択します (WTPart と関連リソースオブジェクトのみ)。
2. 中央の表示枠から調整アシスタンス を起動します。
3. 基準として「範囲外の位置」を選択し、矛盾サーチを実行します。
4. 矛盾サーチの結果テーブルで、ハイライトされているオカレンスを確認します (存在する場合)。そのオカレンスの位置を更新する必要があります。
* 
サーチ結果テーブルと構造枠での矛盾するオカレンスのハイライトは、デフォルトでは無効になっています。矛盾するオカレンスのハイライトを有効にするには、「アソシエティビティ」 > 「調整」 > 「Highlight All Discrepancy Search Results」プリファレンスを「はい」に設定します。
下流対応オカレンスの位置の更新
1. 下流構造で、位置を更新する必要がある部品オカレンスを特定して選択します。
詳細については、前の調整アシスタンスの使用のセクションを参照してください。
2. 下流構造枠のツールバーで、 をクリックし、メニューから「位置を更新」を選択します。
選択した、位置が正しくないすべての部品が、その上流の対応部品の現在の位置に基づいて更新されます。
* 
オカレンスの位置が更新されたことを目視で簡単に確認するには、上流と下流の「ビジュアリゼーション」タブを使用します。
3. 調整アシスタンスを使用して、「範囲外の位置」の矛盾サーチを再び起動し、上流と下流の両方で部品構造の位置が同期していることを確認します。