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リンクコンバータ規則の設定
リンクコンバータ規則ファイルは、レガシーリンクをどのように変更プロセスのリンクとして複製するのかを指定するファイルです。
使用中のシステムには、現在のビジネスプロセスでは作成されなくなった一方、変換する必要のあるレガシーリンクが存在していることがあります。この場合、コンバータでは、変換時に変更プロセス関連付け規則が使用されません。
変換の実行中は、カスタムリンクコンバータ規則ファイルが代わりに使用され、変更プロセスのリンクをどのように作成するのかが特定されます。
リンクコンバータ規則ファイルには、変換に関する妥当な規則がすべて記述されている必要があります。各ファイルに複数の規則を記述できます。このファイルでは、トップダウンのアプローチに従って適切な規則が決定されます。
コンバータは、このファイルへのレガシーリンクを比較して、対応する規則がないかどうかを確認します。オブジェクトの役割に一致する規則が見つかった場合は、リンクを適切に変換できます。
ファイルの命名では、Windchill に用意されたデフォルトファイルで規定されている命名規則が使用されます。
規則ファイルは、コンマ区切り値 (CSV) 形式で保存する必要があります。
コメント行であることを指定するには、シャープ記号 (#) を使用します。
Windchill には、既成のリンクコンバータ規則ファイルが 2 つ用意されています。この規則が可能なかぎり変更関連付け規則と一致するよう、これらのファイルの内容を十分に確認した上で設定する必要があります。
<Windchill>/codebase/wt/change2/flexible/LinkConverterRule.wt.change2.AddressedBy2.csv
<Windchill>/codebase/wt/change2/flexible/LinkConverterRule.wt.change2.FormalizedBy.csv
各規則ファイルには、以下の情報が記述されています。
Role A Type
Role B Type
変更管理オブジェクトの完全修飾名です。
Swap Roles
true - 新しいフレキシブル変更リンクで、役割 A と役割 B の値を入れ替えます。
false - レガシー変更リンクの役割 A と役割 B の値を、新しいフレキシブル変更リンクに適用します。
Link Type
作成される変更プロセスリンクソフトタイプの完全修飾内部名。
たとえば、「タイプおよび属性の管理」ユーティリティに表示されるリンクソフトタイプの内部名が「com.myCompany.MyChangeProcessLink」であるとします。完全修飾内部名は、以下のようになります。
wt.change2.ChangeProcessLink|com.MyCompany.MyChangeProcessLink