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PublisherQueues
PublisherQueues は、Visualization Services がビジュアリゼーションデータのパブリッシングや印刷、および干渉検出などの関連する工学的計算を管理するために作成されます。さらに、パッケージの圧縮 (Zip) 処理中にコンテンツの同期化が必要な場合、このトピックで後述するように、Windchill パッケージが PublisherQueues にエントリを追加します。
Visualization Services の PublisherQueue エントリ
通常、Visualization Services では、CAD データはチェックインの後にパブリッシングされます。その結果、多くの顧客サイトでは、長時間 (数時間程度) 実行されるジョブを実行するために、これらのキューを使用する頻度が高くなります。各 PublisherQueue は、PublishQueue<キューセット>L/M/H または PublishQueue<キューセット>N の命名規則に従います。L/M/H は、低/中/高の各プロパティを表し、N は 1 から始まる連続した整数を表します。同じ <キューセット> を持つキューは、キューセットと呼ばれます。空の文字列を名前として持つデフォルトのキューセットは常に存在します。追加のキューセットはすべて、wvs.properties で publish.publishqueue.setnames プロパティによって宣言されます。初期状態では、以下のキューセットとキューが作成されます。
デフォルトのキューセット: PublisherQueueL、PublishQueueM、PublisherQueueH、および PublisherQueue1
CLASH キューセット: PublisherQueueCLASHL、PublishQueueCLASHM、PublisherQueueCLASHH、および PublisherQueueCLASH1
PRINT キューセット: PublisherQueuePRINTL、PublishQueuePRINTM、PublisherQueuePRINTH、および PublisherQueuePRINT1
サブミットされたすべての WVS ジョブは、ジョブタイプ、ジョブのサブミット方法、およびデータタイプに応じて、優先キュー (末尾が L、M、H の名前) に追加されます。このプロセスは、wvs.properties のプロパティ設定によって制御されます。詳細については、wvs.properties.xconf の以下のプロパティを参照してください。
パブリッシングジョブ: publish.publishqueue.set.0.0 および publish publishqueue.priorities0.0
干渉ジョブ: clash.publishqueue.set.0.0 および clash .publishqueue.priorities0.0
印刷ジョブ: print.publishqueue.set.0.0 および print .publishqueue.priorities0.0
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Windchill 10.2 以降では、wvs.properties および wvs.properties.xconf ファイルの場所に変更があります。$WT_HOME/codebase ディレクトリから $WT_HOME/codebase/WEB-INF/conf ディレクトリにこれらのファイルを移動しました。この場所の変更を反映して、コードに必要な変更を加えてください。
優先度が L、M、または H のキューで実行中のジョブは、同じキューセット内で使用可能な番号キュー (末尾に連続する番号 N を持つ名前) を探します。検出すると、そのキューに WVS ジョブをサブミットし、このジョブはすぐに実行されます。デフォルトでは、各キューセットには番号 1 が付くキューだけが作成されます。Windchill 「キュー管理」ユーティリティで追加のパブリッシングキュー (PublisherQueue2、PublisherQueue3、PublisherQueueCLASH2 など) を作成して、要求される処理量の変化に対応できます。
キューエントリに保存されたオブジェクトは、com.ptc.wvs.server.publish.PublishJob または com.ptc.wvs.server.publish.PrintJob オブジェクトです。これらの WVS ジョブの詳細は、WVS ジョブモニターから表示できます。ジョブが失敗した場合、キューエントリのログ情報 (WVS ジョブモニターに表示される) を使用して、エラーの原因を調査します。問題を修正した後、ジョブを再度サブミットします。
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L、M、H のキューから番号付き処理キューに対する印刷、パブリッシング、および干渉検出ジョブのサブミットは、番号付きキューが別のバックグラウンドメソッドサーバーに存在する場合にサポートされます。
Windchill パッケージの PublisherQueue エントリ
Windchill パッケージのエクスポートおよび圧縮時には、デフォルトの PublisherQueue のいずれか (PublisherQueue1 など) にエントリを追加できます。これらのエントリの目的は、エクスポートする CAD コンテンツを更新して、そのコンテンツに関連する Windchill メタデータの変更を含めることです。
パッケージのエクスポートおよび圧縮時に CAD コンテンツの同期化用のキューを使用するには、特定のパッケージプリファレンスを設定する必要があります。プリファレンスの詳細については、パッケージプリファレンスの設定を参照してください。
パッケージプリファレンスでキューの使用を有効に設定した場合、使用されるキュー処理は、製品表現を生成するときに Visualization Services によって使用される処理と同じです。パッケージのキューエントリに保存されるオブジェクトは、com.ptc.wvs.server.publish.PublishJob オブジェクトです。つまり、Windchill パッケージのキューエントリは、Visualization Services のエントリと同じ属性を持つことになります。同様に、これらのジョブの詳細は、WVS ジョブモニターから表示できます。ジョブが失敗した場合、キューエントリのログ情報 (WVS ジョブモニターに表示される) を使用して、エラーの原因を調査します。問題を修正した後、パッケージのエクスポートを繰り返します。