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ファイルボルトの Windchill プロパティ
wt.properties ファイルで定義されている以下の Windchill プロパティを設定して、ファイルボルト環境を設定します。グラフィカルユーザーインタフェースを使用して、またはマッピング規則ファイル内でプロパティを設定しない場合は、xconfmanager ユーティリティを使用してプロパティを追加または編集します。
詳細については、xconfmanager ユーティリティの使用を参照してください。
プロパティ
説明
wt.fv.CCSUpload.NumOfQueues
コンテンツを取得するために作成して使用する共有処理キューの数を指定します。リモートサイトからのコンテンツの取得、および、そのマスターサイトへの送信に使用する専用のキューは、すべてのレプリケーションセッションで共有されます。各キューは、一度に 1 つのコンテンツファイルを取得します。キューの数のデフォルト値は 1 です。この値を大きくすると、コンテンツを取得するための専用処理キューの数が増えます。
wt.fv.sync.disableCreateScheduleAtStartup
true に設定されている場合、起動時の同期化スケジュールの作成を無効にします。デフォルト設定は false で、初期起動時にファイル同期化スケジュールが存在することが保証されます。
wt.fv.verbose.properties
起動時にファイルボルトのプロパティをログに記録するかどうかを指定します。デフォルト設定は false です。
wt.fv.verbose
ファイルボルト機能に特有の情報をログに記録するかどうかを指定します。デフォルト設定は false です。
wt.fv.read.buffer_size
ボルトに送られるファイルのアップロード用のバッファサイズです。デフォルト値は 8192 (8 KB) です。
wt.fv.cleanup.buf_size
ファイルボルトのクリーンアップ操作用のバッファサイズです。このバッファは、非参照コンテンツファイルを除去するフォルダのファイル名の読み取りに使用されます。デフォルトは 10,240 個のファイル名 (80 KB) です。
wt.fv.log.mountInfoFile
情報のマウント用ログファイル名です。デフォルト名は $(wt.logs.dir)\\MountInfo.log です。
wt.fv.revaultOnChange
ドメインやライフサイクル状態を変更するオブジェクトについてリボルトをバックグラウンドで実行するかどうかを指定します。デフォルト設定は true です。
wt.fv.revaultQuerySize
リボルト処理で使用するバケツの最大サイズです。このパラメータを大きくすると、リボルトにかかる時間は短くなりますが、メソッドサーバーのメモリ使用量は増加します。このパラメータを小さくすると、メソッドサーバーのメモリ使用量は減少しますが、リボルトの完了にかかる時間は長くなります。デフォルト値は 1000 です。
wt.fv.purgeUnreferencedFvItemsInterval
非参照アイテムをクリーンアップする頻度 (日数) を指定します。デフォルト値は 1 日です。
wt.fv.purgeUnreferencedFvItemsOlderThan
非参照状態が何日経過した時点でアイテムをクリーンアップするかを指定します。デフォルトは 30 日です。
wt.fv.purgeUnreferencedFilesOlderThan
「非参照ファイルを除去」を実行したときに、非参照状態が何日経過した時点でファイルをクリーンアップするかを指定します。デフォルト値は 2 日です。
wt.fv.forceContentToVault
すべてのコンテンツボルト用にボルトを 1 つ使用するかどうかを決定します。デフォルト設定は false です。詳細については、コンテンツの強制ボルトを参照してください。
wt.fv.useFvFileThreshold
true に設定されている場合、プロパティ wt.fv.fvFileThreshold が有効になります。
false に設定されている場合、wt.fv.fvFileThreshold は無効です。
wt.fv.fvFileThreshold
ボルトに関連付けられている各フォルダが保持できるファイルの最大数。デフォルト値は 50,000 です。
しきい値に達するまで、ファイルはフォルダに書き込まれます。しきい値に達すると、そのフォルダは読み取り専用になり、次のコンテンツファイルはボルトにマウントされた次のフォルダにボルトされます。
詳細については、ファイルのしきい値の指定を参照してください。
wt.fv.useVaultsForAllContent
すべてのコンテンツをボルトに送信するように設定します。デフォルト設定は false です。このプロパティが true に設定されている場合、すべてのコンテンツは、ドメイン管理かどうかに関係なく、ボルト規則がなくても DefaultTargetForSite ボルトにアップロードされます。
詳細については、コンテンツのボルトへの送信を参照してください。
wt.router.checkEmptyRouterQueues
空のルータキューがあるか確認した後で、新しいエントリを追加するルータキューを決めるかどうかを指定します。デフォルト設定は true です。
このプロパティを true に設定すると、空のルータキューがあるか確認され、ある場合は、その空のルータキューにエントリが追加されます。空のルータキューが見つからない場合は、エントリは各ルータキューに順番に追加されます。
このプロパティを false に設定した場合、新しいエントリは各ルータキューに順番に追加されます。