FolderToRootFolderConverter ツール
このツールによって、マスター上の既存のフォルダ、またはレプリカボルトがルートフォルダに置き換えられます。ルートフォルダには、そのマウントパスとしてフォルダのマウントパスが使用されます。サブフォルダがルートフォルダのマウントパスの下に作成され、(古い、変換された) フォルダに表示されるファイルがそのサブフォルダに移動されます。
このツールは、Windchill シェルから次のコマンドで実行できます。
Windchill wt.fv.tools.FolderToRootFolderConverter
起動時のユーザー名とパスワードは管理者の資格情報です。
次のコマンドを実行して、使用可能なコマンドラインオプションのリストを参照できます。
Windchill wt.fv.tools.FolderToRootFolderConverter -usage
既存のボルトおよびフォルダを一覧表示するには、以下のいずれかのオプションを指定してツールを実行します。
• -listVaultsFolders
• -listRemoteVaultsFolders
フォルダをルートフォルダに変換するには、次のオプションを指定してツールを実行します。
-vaults
以下の引数に渡される各ボルトの各フォルダでは、フォルダはアンマウントされ、各フォルダの場所には、元のフォルダのマウントパスに対応するルートマウントパスが指定された新しいルートフォルダが作成されます。
有効な引数のリストは以下のとおりです。
• -user=<adminid> - 管理ユーザーのユーザー ID。
• -password=<adminpassword> - 管理ユーザーのパスワード。
• -vaults=<vault1,vault2..> - 指定されたボルトのフォルダのみが変換されます。
• -listVaultsFolders - ボルトとフォルダの名前を出力して、終了します。
• -listRemoteVaultsFolders - リモートサイトのボルトとフォルダの名前を出力して、終了します。
• -usage - 有効な引数のリストを出力して、終了します。
• -debug=<level> - 追加情報とデバッグメッセージを出力します。有効な値は 1 (詳細度低) ~ 3 (高) です。
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このプログラムはボルトごとに実行することをお勧めします。また、このツールを実行する前に、影響を受けるすべてのディスクフォルダのバックアップを作成しておくこともお勧めします。このツールを実行してエラーが生じた場合は、ディスクフォルダを復元する必要があります。
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