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アップグレードの概要
このセクションでは、アップグレードプロセスの概要について説明します。ここでは、アップグレードを実行している方に、Windchill ソリューションをアップグレードするのに必要となるステップをハイレベルな視点から説明します。
Windchill アップグレードプロセスは主に次の手順から成ります。
1. ソースシステムのリリースレベルに従って、最新の WinDU/WinRU パッチを適用します。
2. アップグレードに必須の Windchill Diagnostic Utility (WinDU) タスクをソースシステムで実行し、報告されたすべての問題を解決します。
3. データベースと LDAP をエクスポートします。エクスポートは、同時に行う必要があります。
4. アップグレードにボルトが含まれている場合、リモートサイトとマスターサイトのボルトをソースサーバーからターゲットサーバーにコピーします。
5. ターゲットシステムをセットアップし、ターゲットシステムがすべて機能していることを確認します。
6. カスタマイズをターゲットシステムに適用します。
7. ステップ 3 でエクスポートしたデータベースと LDAP をインポートします。
8. Upgrade Manager を実行します。
9. 最終的なアップグレードステップを実行します。
10. アップグレードされたソリューションを検証します。
Windchill をアップグレードするユーザー向けのオンラインリソースは、Windchill Upgrade and Migration Resource ページに集約されています。これには、Windchill アップグレードプロセスに必要な最新のツールとパッチも含まれます (http://www.ptc.com/go/windchillupgrade)。
また、「Windchill Diagnostic Utility」のドキュメンテーションを http://www.ptc.com/support/windu.htm で参照できます。Windchill Diagnostic Utility のリンクをクリックして、ページから最新のドキュメンテーションをダウンロードします。
アップグレードプロジェクトを開始する前に、「Windchill アップグレードおよび移行リソース」ページをご覧になり、ターゲットリリースのWindchill 最初にお読みくださいを参照してください。アップグレードについて質問がある場合は、テクニカルサポートにお電話ください。
また、ソースシステムのテンポラリパッチについて、Web ツール内で SPR を調査して、これらが解決されているかどうか確認してください。