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Summaries
Summaries MBean は NotificationHandlers MBean と非常に似ています。この MBean を使用すると、Summary MBean を作成および管理でき、ユーザーは定期的に 1 つまたは複数の MBean から収集された属性を記録できます。このように、Summary MBean は NotificationHandler MBean とよく似ていますが、トリガが通知でなくタイマーであり、トリガによってもたらされ得る結果が電子メールでなくログである点が異なります。
PTC が提供しているデフォルトのサマリー MBean wt.summary.general はインスタンス化され、基本的な JVM 統計の情報要約を行います。
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少なくとも、デフォルトで提供されるログサマリー情報を指定し、1 日のシステム動作状況が記録されるようにしてください。システム状態をチェックしたり、パフォーマンスの問題を解決したりするときに、この情報が役立ちます。
IntervalSeconds 属性の値によって、このサマリーの記録頻度が決定されます。デフォルト値は 600 秒に設定されています。これは、以下のようなエントリが 10 分ごとにメソッドサーバーログに追加されるということを意味します。
2010-12-10 17:48:54,501 INFO [wt.jmx.core.SharedScheduledExecutor.worker]
wt.summary.general Administrator - JVMName=4668@JMHOLLE03L,
HeapMemoryUsage=255381976, NonHeapMemoryUsage=136583088, Uptime=1518824,
ProcessCpuTime=199546875000, JITCTime=82080,
GarbageCollectors=[PS MarkSweep,PS Scavenge], GCTime=[3148,3217],
GCCount=[5,44], Classes=20148, Threads=83, TotalStartedThreadCount=465,
PermGenPercentCollUsage=40.03666542671822, PermGenPercentUsage=40.03666542671822
デフォルトのサマリーに含まれる項目について、以下の表で説明します。
アイテム
説明
JVMName
JVM の内部名。
HeapMemoryUsage
ヒープメモリ使用量 (バイト単位)。
NonHeapMemoryUsage
ヒープに関係しないメモリ使用量 (バイト単位)。
Uptime
システムを起動してからのミリ秒数。
ProcessCpuTime
プロセスが使用した CPU 時間 (ナノ秒単位)。
JITCTime
Just In Time コンパイラによって費やされた時間 (ミリ秒単位)。
GarbageCollectors
現在のガーベジコレクタのリスト (この場合は Copy および MarkSweepCompact)。
GCTime
各ガーベジコレクタによって費やされた時間のリスト。時間はミリ秒単位で、GarbageCollectors 項目にリストされたガーベジコレクタと同じ順序でリストされます。この例では、Copy ガーベジコレクタによって費やされた時間は 5201、MarkSweepCompact ガーベジコレクタによって費やされた時間は 34411 です。
GCCount
各ガーベジコレクタのガーベジコレクタアクティビティ数のリスト。数は GarbageCollectors 項目にリストされたガーベジコレクタと同じ順序でリストされます。この例では、Copy ガーベジコレクタのアクティビティ数は 121、MarkSweepCompact ガーベジコレクタのアクティビティ数は 60 です。
Classes
システムにロードされたクラスの数。
Threads
この Java プロセスのライブスレッド数。
TotalStartedThreadCount
プロセスが実行されてから、この Java プロセスで開始されたスレッドの数。
PermGenPercentCollUsage
最後のガーベジコレクションの直後に使用される Perm Gen のパーセンテージ。
PermGenPercentUsage
このログエントリの時点で使用されている Perm Gen のパーセンテージ。