インストールおよびアップグレード > Installation and Configuration Guide > 高度な設定 > 追加のエンタープライズディレクトリの設定 > wt.properties ファイルの修正
  
wt.properties ファイルの修正
追加のエンタープライズディレクトリを設定する際には、wt.properties ファイルにアクセスして、wt.federation.org.directoryServices プロパティの値を変更する必要があります。
wt.federation.org.directoryServices プロパティの値は、JNDI アダプタ名のコンマ区切りのリストです。ユーザーやグループを検索するときに、リストが左から右に検索されます。リストの先頭にあるエントリは、Windchill の初期インストール処理時に作成された、Windchill Directory Server に接続するデフォルト JNDI アダプタの名前です。
このタスクを完了するには、xconfmanager ユーティリティを使用する必要があります。xconfmanager ユーティリティの詳細については、xconfmanager ユーティリティについてを参照してください。
windchill シェルで、次のコマンドを実行します。
1. プロパティの現在の値を表示するには、以下のコマンドを実行します。
xconfmanager -d wt.federation.org.directoryServices
* 
プロパティの現在の値をコピーする必要があります。JNDI アダプタ名を値に追加する場合は、更新したプロパティ値リストに既存の値を組み込んで維持する必要があります。
2. 追加する JNDI アダプタ名があれば、既存のプロパティ値に JNDI アダプタ名を追加します (アダプタサービス名を使用します)。アダプタ名を区切るにはコンマを使用します。
xconfmanager -s wt.federation.org.directoryServices=<JNDI アダプタサービス名>
-t <Windchill>/codebase/wt.properties -p
ここで、<Windchill> は Windchill のインストールパスです。
xconfmanager ユーティリティを使用して複数のプロパティとプロパティ値の組み合わせを指定するためのガイドラインについては、xconfmanager ユーティリティについてを参照してください。