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手順 — 自動改訂の追加
プロモーションリクエストで使用されるワークフロープロセステンプレートは、自動改訂に対応するよう修正することができます。
以下の例は、定義済み "プロモーションリクエスト承認プロセス" の最新の作業版数で使用する手順についての概要です。
この例では、新しい条件式が追加されています。この条件式は、ターゲットをプロモートする条件式の後に追加されます。条件式は次のようになります。
ルーティング定義式を展開すると次のようになります。
wt.maturity.PromotionNotice pn = (wt.maturity.PromotionNotice)primaryBusinessObject;
try
{
java.util.Locale locale = wt.session.SessionHelper.getLocale();
com.ptc.core.ui.validation.UIValidationResultSet set= com.ptc.windchill.enterprise.maturity.PromotionNoticeWorkflowHelper.
revisePromotables(pn, pn.getCreator(), locale);
reviseValidationMsg= com.ptc.windchill.enterprise.maturity.validators.PromotionTargetsReviseValidator.getReviseResultSetMessage(set, locale);
if (!reviseValidationMsg.isEmpty() )
result="Partial";
else
result="Full";

}
catch( Exception wte )
{
wte.printStackTrace();
}
上記のソリューションで定義したプリファレンスに従って、メソッド revisePromotables(pn, pn.getCreator(), locale); によるプロモーションオブジェクトの改訂が実行されます。
適切なプロモーションオブジェクトが改訂されるとメッセージが作成されます。プロモーションに適さないプロモーションターゲットがある場合は、このメッセージにプロモーションオブジェクトが不適格と見なされた理由が含まれます。メッセージはプロモーション作成者に送信されます。不適格と見なされたターゲットがあるかどうかにかかわらず、有効なプロモーションターゲットが改訂されます。
* 
CAD ドキュメントと部品を一緒にプロモートする場合、CAD ドキュメントまたは部品のいずれかの改訂が不適格とみなされると、そのオブジェクトは一緒には改訂されず、プロモートの後にプロモーションリクエストの作成者 (またはその他のユーザー) によって正しく修正される必要があります。
ゲートレビューとしてのプロモーションプロセス
製品にプロモーションリクエストをゲートレビューとして使用している会社にとっての最善策は、オブジェクトの改訂ラベルを数値連続から英数字連続に切り替えることです。ライフサイクルを適切に設計すると、目的のターゲット状態に達し、自動的にプロモーション候補を新しい改訂シリーズの最初の改訂ラベルに変更するようなゲート状態がモデル化されます。
以下の FIT テーブルは、このシナリオがソリューションで説明したプリファレンスのさまざまな値に基づいてどのように行われるかを示しています。
プロモート可能
ライフサイクル状態に基づく
プリファレンス
プリファレンス値
プリファレンス
プリファレンス値
改訂に有効
part_1
いいえ
自動改訂状態
リリース済み
自動改訂モード
すべてのプロモーション候補を自動改訂します。
はい
part_2
はい
自動改訂状態
リリース済み
自動改訂モード
バージョン管理スキームが変更されたプロモーション候補のみを自動改訂します。
はい
part_3
いいえ
自動改訂状態
リリース済み
自動改訂モード
バージョン管理スキームが変更されたプロモーション候補のみを自動改訂します。
いいえ
part_4
いいえ
自動改訂状態
作業中
自動改訂モード
すべてのプロモーション候補を自動改訂します。
いいえ
この例では、プロモーションリクエストの成熟度状態は "リリース済み" です。また、各部品は一意のコンテナに入っています。