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手順 - Info*Engine タスクデータソースの作成
1. <Windchill_ホーム>/tasks/<マイタスクパッケージ> で Info*Engine タスクの XML ファイルを作成します。
2. テーブルフォーマットで結果を返すレポートタスクを記述します。これは、特定の追加規則に従う、ほかの点では通常の Info*Engine タスクです。まず、各列に同じタイプのオブジェクトがあるテーブルグループが返されます。使用可能な列タイプは以下のとおりです。
java.lang.Boolean
java.lang.Long
java.lang.String
java.sql.Timestamp
java.util.Date
java.lang.Double
com.ptc.core.meta.common.FloatingPoint
com.ptc.core.meta.common.Hyperlink
java.math.BigDecimal
3. WBR データソースパラメータ情報をタスクコメントに追加します。パラメータコメントは 0 個以上にすることができます。指定する各パラメータは、1 行に収める必要があります。パラメータコメントの構文は以下のとおりです。
@param <type> <name> <description>
ここで、<タイプ> はパラメータの Java タイプ、<名前> はパラメータの名前、<説明> はパラメータの説明です。使用可能なパラメータタイプは以下のとおりです。
java.lang.Boolean
java.lang.Long
java.lang.String
java.sql.Timestamp
java.util.Date
java.lang.Double
java.math.BigDecimal
4. WBR データソース列情報を "return" タスクコメントに追加します。列情報は、このタスクがデータソースと見なされるように適切なフォーマットで指定する必要があります。列コメントの構文は以下のとおりです。
@return <type> ${<variableName>} {columns: <columnList>}
ここで、<タイプ> は Info*Engine タスクの出力タイプ、<変数名> は返されるタスク変数への参照、<列のリスト> は出力のテーブルフォーマットの説明です。<タイプ> と {<変数名>} の詳細については、Info*Engine User's Guide の「SOAP コメント」セクションを参照してください。列は、テーブル出力の各列について 1 つまたは複数のタイプおよび名前のペアをコンマで区切ったリストです。タイプと名前は空白で区切られます。使用可能な列タイプは以下のとおりです。
java.lang.Boolean
java.lang.Long
java.lang.String
java.sql.Timestamp
java.util.Date
java.lang.Double
com.ptc.core.meta.common.FloatingPoint
com.ptc.core.meta.common.Hyperlink
java.math.BigDecimal
5. タスクをメソッドとして ReportTask タイプに追加します。タスクファイルと同じディレクトリに、".delegateInfo" という名前のファイルを作成します。ファイルには以下の 2 行を含める必要があります。
repositoryType=com.ptc.windchill
typeId=com.ptc.windchill.enterprise.report.ReportTask
6. <マイタスク> のパッケージを作成してインストールします。Info*Engine User's Guide の「上級ユーザーのトピック」> 「パッケージ」を参照してください。
7. Cognos モデルを更新して、この新しいデータソースを認識します。インストールされている Windchill のショートカットから JConsole を起動します。Embedded Servlet Engine (Tomcat ベース) JVM インスタンスに接続します。「MBeans」タブで「com.ptc」 > 「Monitors」 > 「ReportingSystem」の順に選択して、レポート管理ビーンを選択します。「Operations」タブで「updateModel」をクリックします。
8. Cognos にデータソースが存在することを確認します。<WBR_ホーム_URL> を使用して Cognos にログインし、"Report Studio" を起動します。「Insertable Objects」ウィンドウの「Source」タブの「Windchill」 > 「Report Tasks」 > 「com.ptc.windchill.enterprise.report.ReportTask」の下で、<マイタスク> データソースを見つけます。
以下は、データソースのタスクコメントの例です。
<!--com.infoengine.soap.rpc.def
Report Task Example.
@param java.lang.String param1 A string parameter named param1.
@param java.lang.Long param2 A numeric parameter named param2.
@return INFOENGINE_GROUP ${out} {columns: java.lang.String
name, com.ptc.core.meta.common.Hyperlink url, java.util.Date
deadline, java.math.BigDecimal duration}
-->