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レポートフォーマットとしての XSLT スタイルシートの使用
 
XSLT スタイルシートをレポートフォーマットとして使用するには、レポートテンプレートのユーザーインタフェースで指定するか、または「生成前に確認」としてフォーマットを指定するレポートテンプレートの場合は HTML レポート生成フォームを使用して生成する際に指定する必要があります。どちらの場合も、カスタムおよび標準の 2 つの方法でフォーマットを指定できます。
カスタムフォーマットの指定は、最大 2 つの相対または絶対 URL を使用して行います。絶対 URL でない場合、その URL は Windchill コードベースを基準とした相対 URL です。2 つの XSLT URL を指定すると、その URL はレポート結果に連続して適用されます。カスタム指定メカニズムによって、Windchill サーバーに保存されていない XSLT スタイルシートを使用できるようになり、新しいスタイルシートのテストが容易になります。また、2 つの XSLT スタイルシートを連続して適用できるようになります。これは、標準フォーマットメカニズムでは不可能です。
標準フォーマットの指定は、リストから 1 つを選択することによって行います。提供されている XSLT スタイルシートのほとんどはこのリストに含まれています。追加フォーマットは、「dbservice.properties」を編集することによってこのリストに追加できます。このプロパティエントリは wt.services/rsc/default/wt.query.report.DefaultXSL で始まります。
既存のフォーマットがカスタマイズによって置き換えられる場合、XSL をオーバーライドするフォーマットタイプの追加のプロパティエントリが発生する可能性があります。このプロパティは wt.services/svc/default/com.ptc.core.query.report.client.generation.ReportSAXTransform で始まり、除去する必要があります。
これらのエントリのフォーマットは、Windchill アプリケーションサービス委任メカニズムのフォーマットです。追加のエントリをローカライズする必要がある場合は、Java リソースバンドル wt.query.template.TemplateResource を編集します。