特殊な管理 > システムおよびビジネス情報の分析 > システム設定コレクター > データ収集時における System Monitor 情報の取り込み > System Monitor データ収集の前提条件
  
System Monitor データ収集の前提条件
System Monitor データを収集するには、System Monitor サーバーと通信するために「システム設定コレクター」が使用できるアクセスプロトコル、ホスト名、およびポートを確立するために、Windchill プロパティを設定する必要があります。xconfmanager ユーティリティを使用して、必要なプロパティを、「システム設定コレクター」を実行している Windchill サーバー上にある wt.properties ファイルに追加します。
System Monitor コレクションのプロパティ
次のテーブルには、wt.properties で設定するプロパティとその説明が記載されています。
プロパティ
説明
psm.server.protocol
System Monitor サーバーにアクセスする際に使用する通信プロトコルを設定します。
有効な値は「http」のみです。
psm.server.hostname
System Monitor がインストールされているサーバーのホスト名を設定します。
psm.server.port
System Monitor サーバーとの通信に使用するポート番号を設定します。このポート番号は、System Monitor のインストール時に確立されます。
System Monitor をインストールする際には、デフォルトのポート番号は 8020 です。
System Monitor コレクションのプロパティ設定の例
必要なプロパティを設定および適用するには:
1. コマンドウィンドウを開き、Windchill シェルを開始します。
2. wt.properties で値を設定して適用するための、xconfmanager ユーティリティのコマンドを入力します。
たとえば、System Monitor サーバーのホスト名が myhost.localnet.com で、ポート番号がデフォルトポート (8020) であると仮定します。その場合、次のようなコマンドを入力します:
xconfmanager -s psm.server.protocol=http -s psm.server.hostname=myhost.localnet.com -s psm.server.port=8020 -t wt.properties -p
3. Windchill サーバーを再起動します。