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Webject
webject タグは、実行する Webject を識別します。
JSP ページでは、webject タグに任意の定義済み Webject を指定できます。
このタグは unitinitsuccessfailure、および parallel タグブロックにネストできます。
パラメータが必要な Webject の場合は、このタグブロックに param タグをネストすることによってパラメータを指定します。
* 
スタンドアロンタスクでは Display Webject を使用できません。
Display Webject は parallel タグブロック内に埋め込むことができません。
構文
パラメータがある場合は、以下の構文を使用できます。
<ie:webject name="Webject-Name"
type="TYPE_CONSTANT"
resumable="[true|false]"
use="webject_class_path
"> . . (param タグを使用して Webject のパラメータをネスト) .</ie:webject>
パラメータがない場合は、以下の構文を使用できます。
<ie:webject name="Webject-Name"
type="TYPE_CONSTANT"
resumable="[true|false]"
use="webject_class_path"/>
属性の説明
必須属性: nametype
name
Info*Engine の Webject の名前を指定します。この属性は必須です。
resumable
この webject タグで指定されている Webject を実行する前に VDB の状態を保存する必要があるかどうかを指定します。この属性は、保証されたタスク実行機能が使用可能になっており、タスク内にある Webject が Action Webject (TYPE=ACT) である場合のみ使用されます。
この属性を省略し (つまり、false に設定し)、保証されたタスク実行機能が使用可能になっている場合、Info*Engine は Action Webject を実行する前に VDB の状態を保存します。VDB の状態が保存されると、Webject を返す場合に VDB を復元できます。
この属性を true に設定し、保証されたタスク実行機能が使用可能になっている場合、Info*Engine はタスク内の Webject を実行する前に VDB の状態を保存しません。同じ Webject を再実行したときに Webject が同じ結果を生成しないようにする副作用を起こさずに Webject を実行できる場合は、resumabletrue に設定してください。
type
使用する Webject のタイプを指定します。type は、Webject クラスファイルが検索されるパッケージを決定します。Info*Engine タイプ定数は以下のタイプの Webject について定義されます。
タイプ定数
Webject タイプ
DSP
Display
IMG
イメージ
ACT
操作
OBJ
調査
GRP
グループ
EXT
外部
MGT
管理
MSG
Messaging
WES
Web Event Service
この属性は必須です。
* 
Display Webject (type=DSP) は Info*Engine タスク内で使用できません。
Messaging (type=MSG) Webject と Web Event Service (type=WES) Webject は Info*Engine タスク内で使用する目的で開発されました。例外は発生しませんが、JSP ページ内ではこれらのタイプの Webject を直接使用しないでください。processor 属性を持つ task タグを使用して、JSP ページから Webject を呼び出してください。
使用
指定された Webject がクラス内にない場合に、External Webject が含まれているクラスへのパスを指定します。
type 属性が EXT に設定されている場合、この属性は必須です。
以下の例は、ページまたはタスクが Info*Engine の core タグライブラリのタグを使用し、タグに ie プリフィックスを使用することを宣言します。この webject タグの例は、2 つのパラメータを持つ Group Webject である Copy-Group Webject を指定します。
<%@ taglib uri="http://www.ptc.com/infoengine/taglib/core"
prefix="ie" %>
<ie:webject name="Copy-Group" type="GRP">
<ie:param name="GROUP_IN" data="grp1"/>
<ie:param name="GROUP_OUT" data="grp2"/>
</ie:webject>