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プロセス外 (Out-of-Process) アダプタとゲートウェイの使用
複数のハードウェアシステムにわたってアダプタを分散させると、Info*Engine コードをホストするマシン上でのリソース総使用量が減少しますが、Info*Engine コンポーネントと各アダプタ間の通信に必要な TCP/IP 接続の使用に関連して遅延とリソース使用量の増加が生じます。
以下の図は、3 つのアダプタと 1 つのゲートウェイを分散させるときに使用する通信回線を示しています。
分散されたネイティブアダプタとゲートウェイは、独自の Java 仮想マシン (JVM) にインストールされ、実行されます。これらの仮想マシンは、Info*Engine サーバーと同じハードウェアシステム上に配置することも、別のハードウェアシステム上に配置することもできます。非ネイティブアダプタは、プロセス外 (out-of-process) アダプタとしてのみ設定でき、必ず別個のプロセスとして実行されます。非ネイティブアダプタ用のゲートウェイは通常、通信遅延を最小限に抑えるためにプロセス内 (in-process) ゲートウェイとして設定されますが、同じプロセス内にある必要はありません。
アダプタを分散させてサイトに配置するかどうかは、アダプタがアクセスするアプリケーションの近くにアダプタを配置する必要があるかどうかという企業方針や、管理上の理由に基づいて決定される場合もあります。独自の Java 仮想マシン内でネイティブアダプタを実行する 1 つの理由は、仮想マシンのリソース使用率をより適切に管理するためです。